※玄倉~ダムのある青崩隧道までは通行止めのロープはありません、その奥の通り抜けは自己責任です。計画書の提出、山岳保険の加入は大前提とし、現地の土木課に確認するなど各自で調査の上慎重に計画を立ててください。

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雨山橋から玄倉方面は下りベースの林道を歩きます。初回は玄倉スタートで何の迷いもなく登りってみたけど、下ってみると結構な勾配があります。断然寄スタートの方がいいわ。ダートの林道でクルマは通れなくなっているので道が自然回帰しておりちょっとした廃線ロードにわくわくしてしまう方もおおいのではないでしょうか。

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音を吸いこむ野性味あふれるトンネルにわっくんのテンションがあがって面白かった。

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ここも崩落危険個所とさせている部分ですが、防護ネットはあるので安心です。ここの岩を除去してユーシンまで関係車両を通せる日は来るのだろうか…。

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いついってもドキドキする山神峠の入口(廃道)トンネルの脇から上がる破線ルートの取り付きも相当ヤバイんだけど、そっちからはこなだ行ったよ~って方とお話する機会があったんです。境隧道から山神峠、伊勢沢の頭ってつなげられたら雨山峠のルートに奥行きがでそうでいいなとちょっとだけ思うことはあるのですが、単独山行をしているのでこういうルートには足を踏み入れないようにしています。今は。

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からすうりのお花をおはじきくらいに小さくしたお花、すごく可愛い。初めて見ました。通行止め区間はロープを張っていますが、普通にくぐれます。が、通行止め区間です。あーでもない、こーでもないと歩いているうちにきれいな河原を発見。

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そこが深いようできれいなヒスイ色をしています。

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じゃん

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じゃじゃん

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これが噂のユーシンブルーなんですね。僕、てっきりユーシンの奥の熊ノ木ダムのことをさしているんだと思っていましたが、ダムをせき止めている&好天のため思いがけない絶景に出会えてしまいました!これが地元の県内にあるって素晴らしいことです。北アルプスに行かないでも上高地みたいな気持ちも味わえるし、道の状態が不安定なことと一部区間が通行止めなことをのぞけばいいルートなんだけどな~。

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前回このダムを通過した時は開門しており、川の水がドバドバ流れてその勢いに圧倒されたものです。今回、すごくきれいなユーシンブルーを満喫できたものの、この先の渓谷がカラッカラになってしまっていたのは惜しい。どちらかというとそっちの川を観ながら歩きたかったのに~と思いつつ、きっと今日のこの瞬間の方がラッキーなんだと思うんですが。

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ここは工事できれいにした部分なんだろうな。質感が新しいから。小池新道の下りですっていっても通用しそうな雰囲気。でも丹沢なのよね~。

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トンネルに入る前に小休憩。本当はこの絶景の下は川のはずなのですが、今日はお預け。トンネルにはいるべく、ヘッドランプの準備をしておきます。

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青崩隧道は全長327mで照明なし。カーブしているので入口も出口も見えない真っ暗ゾーンが発生するので必ずヘッドランプを持参しましょう。スマホのライトでもぎりぎりなくはないけど、平衡感覚を失い怖いです。

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本当に通行止めしていたときはこの先のゲートを閉めていたようです(今は開いてます)。このトンネルをくぐるといよいよした道の林道といった趣に。おしゃべりしながらだったのであっという間でしたが、ひとりのときはちょっと時間を感じてしまうかな~。登りの方が気が紛れそうかも(笑)。

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看板的には「歩行者も注意」となっています。境隧道の工事の再開を願います。このゲートから玄倉までコースタイム40分。スマホの時計を見ると14:26。当初の計画では16:06のバスに乗る予定でしたが、1本前の15:06のバスにジャストで間に合いそうです。おもわずわっくんと「26分」と顔を見合わせてしまいました(笑)。ていうか下りのCTが各区間40分で、僕的には5分ずつ巻いて余裕と思っていましたが、ここまではそんなに巻けていませんでした。ここからは歩幅に活気がみなぎり(笑)サクサク移動開始。

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15:00、バス停には間に合いそうだけど、西丹沢VCからのバスが早く着たらどうしよう…とちょっと落ち着かない兄弟。

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15:02、無事に玄倉に到着。ていうか、一枚前の写真から2分で着いたの早いな。最初に西丹沢行きのバスが来るようで運転手さんが3回「これは山に行くバスです。谷峨、新松田方面はこのあと着ます」とおっしゃっていたのが面白かった。普段は鬼のように渋滞する道路もなんのその。おかげさまで帰りはスイスイでした。紅葉、冬、春先と季節を変えて歩きたいロングトレイルでした。新松田起点で1周出来るとの、平日は1本目の寄行きのバスに乗ったらもっとゆとりあっていいと思います。

 

【おまけ】

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山に行くときに利用している相鉄線。そうにゃんという可愛いキャラクターがいるのですが、今日は帰りもバスなのでそうにゃんショップのある二俣川駅で降りることができました。ついにお店に行ってしまうんだわ。これは当該車両にランダム配置されているそうにゃんのつり革。

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電車のことは良く分からないけど、顔ハメ的なスポットを発見したので子供に混じって撮らせていただきました。後にいるオレンジの猫ちゃんがそうにゃんです。