前回まで書きました周波数と倍音を使ってドレミを作ってみます。

基音の2倍の周波数、2倍音が1オクターブ上です。

440Hz×2=880Hz

空気の振動する速さが2倍になれば1オクターブあがる。


ところでオクターブのオクトは8と言う意味。

オクトパスのオクト。

つまり、周波数が2倍になる間に8つの音が存在するということになります。

もちろん音の高さは無限にあるので、西洋音楽では8つの音に分けるという意味です。

インド音楽では1オクターブを22音に分けるみたいです。


では倍音を使ってドレミを作ってみます。


基音をド。1とします。

2倍音は1オクターブ上のド。2。

3倍音は1オクターブと5度上のソ。
これを2分の1にするとオクターブ下がるのでソ。3/2。

4倍音は2オクターブ上なので省略。

5倍音は2オクターブ上と3度上のミ。
オクターブをそろえるため4で割ります。5/4。


ここまででド、ミ、ソ、ドが出来ました。


5/4
3/2


整数にすると
4 ド
5 ミ
6 ソ
8 ド

こうすると1倍音から5倍音までで3和音が出来ました。


次に2倍音の次に親和性が高い3倍音のソに対しての3和音を調べます。

ソシレ

これでド、レ、ミ、ソ、シ、ド。6つの音が出来ました。あとはファとラ。


ドの上に属する音は3倍音のソでした。
ではドの下に属するの音は何でしょうか。

3倍するとドになるので反対に1/3倍音にします。
1オクターブと5度したのファ。
これを2倍にして5度下のファが出来ました。

この3和音がファラド。

これでドレミファソラシドが出来上がりました。


まとめると。

主音ドの3和音ドミソ

ドの上に属する音ソの3和音ソシレ

ドの下に属する音ファの3和音ファラド

これでドレミファソラシドの完成です。

お疲れ様でした!