ピタゴラスの続きです。

$ニューリリィアンサンブルのブログ

彼が発見した法則とは

1.弦の長さと振動数は反比例する。

弦の長さを半分にすると、振動数が2倍になる。
3分の1にすると振動数が3倍になる。


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2.比率が単純なほど良い響きがする。

1:2
2:3
3:4

上の鐘の画像をよく見ると数字が書いてありますね。

16 12 9 8 6 4

16と12は4:3
12と9は4:3
12と8は2:3
12と6は2:1

とほとんど上の比率になっています。


推察ですが当時はドレミの概念はなく、「8は16の半分の音」などと考えていたのではないかと思います。


仮に12に現代の「C」をあてはめると

下から、

G C F G C G

となり、現代理論の主要3音になります。音程に「完全」がつく3音。


当時の時代背景で説明するのは難しい~~。


次回は「純正律」と「平均律」について書いてみます。