こんにちは。
今回の記事は辛口の批評も含まれています。
ご気分を害されるかもしれませんので、
予めご了解の上お読みくださいね。
わが子の事を本当に思うお母様、
生徒のことを真摯に考えてくださる先生方、
不登校について虚心坦懐に
学ぶお気持ちのスクールカウンセラーや
精神科医の方々、
皆様には私共の長年の臨床結果に
基づいたコメントはご参考になると思います。
ですが、
子どもの心理や不登校についてちゃんと研究もせず、
子どもの思いや精神(心理)状態を考慮せず、
自己が何でも一番分かっていると思いこんで、
何でも子どもに押しつけていらっしゃるお父様・お母様、
学校の先生やスクールカウンセラーや精神科医の方には
ご不快を与えることになると思いますので、
今回の記事はスルーしてくださいね (^_^;
▇ 不勉強な先生方の「不登校の生徒に対する残念で逆効果の対応」
とても残念なことですが、
学校の担任や生活指導の先生方は
不登校の専門家ではありません。
生徒に知識を授ける専門家です。
この事実に気づいていない
お母様は多いですね。
不勉強なスクールカウンセラーや
これも不勉強な精神科医なども
不登校の問題の専門家ではありません。
不登校は全体のほんの一部ですから、
そのような子どもの治療のために
多くの時間を割くのは非効率だからです。
ですが、
子どもは学校の生徒であり、
担任は生徒の生活指導の
責任を負うという、
無理難題を押しつけられています。
不登校は「学校の立場」からは
好ましい出来事ことではなく、
何とか解消しなければならない、
と先生方は必死です。
そのため親と顔を合わせたり
親友と会うことさえできない子どもに
学校に行けない自分を責め続き、
将来を極度に不安に思い、
でもそれでも学校に行けない自分を
目の辺りにしながら
絶望的な気持ちになり
「このままでは将来ニートか
大人のひきこもりになるしかない。。。
そんなのイヤだ!
それなら死んだ方がましだ!!」
と何度も何度も死ぬことを考え、
ひどく苦悩しているのです。
最初の1、2ヶ月だけではありません。
お子さんは不登校であり続け
心の傷が癒やされない限り
何年も、何十年もそのような苦悩から
逃れることはできません。
▇ 親や専門家の誤った理解と対応が、不登校・ひきこもりを長引かせる!?
そのような不安と苦悩を心の奥に
抱えつづける限り、外に出る元気も
学校にもどることも
アルバイトや仕事をすることも
何かをする勇気も意欲も気力も
出てくるはずがありません。
そして数年が経過していきます。
「このまま見守るしかない。。。」
と放置しておきますと、
大人のニート・ひきこもりになっていきます。
この事実に気づいていない親や
不勉強なカウンセラーや精神科医、
行政の相談員などは、
「朝は起こしましょう。
夜は早く寝せましょう。
ゲームの時間は制限しましょう。
15分は外に出しましょう。
家事を手伝わせましょう。」
などとお子さんにはできない
きれい事ばかりを並べたてて
います。
そのようなことはお子さんの
心の傷が癒やされ、元気がもどれば
誰からも言われなくてもちゃんと
どのお子さんもできることです。
最優先なのは子どもの心が
深く傷ついていることに気づいてあげて
その心の傷をしっかり癒やし
心をしっかり元気にさせることです。
形ばかり生活のリズムを整えようとしたり、
無理に別室登校や放課後を強制したり、
できもしないアルバイトや就職活動を
促すことではありません。
そのようなもっともらしいけれども
実際にはできないことばかり
お子さんを責めても何にも解決しません。
むしろお子さんの精神状況は悪化します。
既に実践されたお母様はご存じのことです。
まだやっていらっしゃらないお母様は
やってご覧になればお分かりになるでしょう。
ともかく知ったかぶりのこと言いながら
実際には不勉強な教師や
スクールカウンセラー、
民間のカウンセラー、
教育センターの相談員などの
言葉やアドバイスを
鵜呑みにしないことです。
それよりももっともっと
目の前のわが子の心と様子、
表情と言葉をしっかりと見つめ
見守り、受け止め、受け容れることです。
どのような立派に見えるアドバイスも
目の前のわが子を元気にし
笑顔にしない限り
まったく無意味なのです。
それが本当に正しく
効果的かどうかは
「誰が言ったのか?」
は関係ないことです。
大切なことは、
そのアドバイスが、
実際に実践できるか否か、
実践してみた結果、
子どもの様子が明るくなり
元気になってきたのかどうか、
それを基準にして見ない限り
お母様は「わが子のため!」
と思いながら、結果的に
お子さんを追い詰めている、
いつの間にかそのようなことを
してしまっているかもしれません。
大切なのは偉い人や権威ある人の
言葉やアドバイスなどではなく、
わが子の心であり、
わが子の笑顔と元気を取りもどし、
そしてまた喜んで登校できること、
その結果ではないでしょうか。
全てはわが子の身の上に
降りかかってきます。
今回は辛口の批評めいた記事になり
ご気分を害されたお母様や
先生方もいらっしゃるかもしれませんね。。。(^_^;
もしそうであれば
心からお詫び申し上げます。
子どもたちのつらさと将来を
強く思う余りの発展途上の
一介のカウンセラーの
妄言だとご放念くださいね(^_^;
それでは今日も
元気にがんばっていきましょうね!!
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お母様たったお一人でも
お子さんを決して見捨てないで、
とことん守るお気持ちを
しっかりお持ちいただければ、
お子さんは、早晩、必ず復活します。
お子さんの心の傷が癒やされれば
学校に行くのが恐いトラウマも消えます。
そうなれば
お子さんの笑顔も元気ももどり
誰からも促されなくてもお子さんは
自ら喜んで学校に、
勉強にもどっていきます。
苦労知らずの他の子どもたちよりも
精神的にたくましく、愛情豊かな
夢と希望と生きがいを持った
素晴らしい大人に成長して行くでしょう。