子どもの不登校・ひきこもりの早期解決を願うお母さんに知っていただきたい、大切な３つのポイント！

(一部添削、再掲)

おはようございます。

今回は、不登校・ひきこもりを何とかして

早く解決したいと心から願っておられるお母さんに

ぜひ知っていただきたい３つのポイントについて、

書いてみたいと思います。

この３つのポイントについて

知っていただくのと、知らないで居るのとでは、

お子さんへの対応について雲泥の差が生じます。

その３つのポイントとは、次の通りです。

第一は、

人間は簡単に自分を変えることはできないことは、誰でもわかっていることです。

そして人間の本質は、

それぞれが持っている個性も性格も

すぐには変えることはできません。

人間の持って生まれた個性も性格も、

本来良いものであるので、

変える必要などありません。

だから、お母さんも何も変えなくてもいいし、

変わらなくてもいいのです。

子どもと接するときの

表現（態度･姿勢･言葉）さえ変えればいいのです。

表現を変えるだけで、

お母さんの本当のお気持ち、切実な思いが、

お子さんの心の奥に届き、お子さんを変えるのです。

お子さんを大切に思い、お子さんの幸福を

一番に考えているお気持ちは、

既にお母さんの心の中にいっぱいあるのです。

そのお母さんの思いとお気持ちが、

お子さんの心の奥に伝わるためのお手伝いをするのが、

不登校・ひきこもりのカウンセラーの役目なのです。

私たちのカウンセリングも、

“『わが子も再登校できた！』(不登校早期解決マニュアル）も、

その点を最重要視しています。

第二は、

お母さんは、お子さんの不登校の原因ではないという事実です。

不登校の原因やきっかけは学校で起きています。

学校のクラスメートや部活の仲間、

先生たちとの間のトラブルがその原因であり、

きっかけであることがほとんどです。

その事実からみても、

お母さんが悪くないのは明らかですね。

お子さんに兄弟姉妹がいても、

全員が不登校にならないのは、なによりの証拠です。

ですから、お母さんが、

「この子が不登校になったのは母親である自分の責任だ」

と思われるのは、事実誤認なのです。

この点をしっかりご理解いただき、

まちがった自責の念は捨てて下さいね。

あやまった自責の念に駆られて

ご自分を責めつづけても、

決してお子さんのプラスにはなりません。

第三は、

大切なお子さんは今、心がとてもつらい状態にあるということです。

心がつらい状態にある子どもと、

心が元気な子どもの心は、

ちょうど真逆の動きをします。

心がつらい子どもには、

理屈や筋論や正論は通じません。

情動（感情の動き）で動いているためです。

ですから、お母さんはお子さんを

理性的に説得するのではなく、

心に直接お子さんの働きかける必要があるのです。

理屈で訴えるのではなく、

お子さんの感情に訴える必要があります。

その最良の方法がマニュアルに書いている、

４つの効果的な対処法とお母さんの愛情を

お子さんに伝える働きかけです。

そうしますと、お子さんへの対応は、

通常とは異なる態度や姿勢や話し方が必要となります。

この点をご理解いただくと、

お母さんのメッセージは

すっとお子さんの心に届くようになります。

以上の３点について、

良くお考えいただきたいと思います。

その上で、お母さんがいま、

不登校、ひきこもりで苦しみ悩んでいる

お子さんに対して、何をしてあげることができるのか、

改めてご検討いただくことにより、

きっとお子さんにとってプラスとなる、

もっとよい対応がお分かりなると思います。

夏らしいお天気になって暑い日が続きますね、

体調などお気をつけくださいね。

お母さんが元気でおられることが、

お子さんの慰めでもあるのです。

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