Q:インプットの量が足りているのかどうか、どのように判断すればいいのでしょうか?


今まで、あれもこれもと、適当に色々なものを見せたり聞かせたりなので、覚えるほど繰り返してはいません。何となく聞いたことはある、という程度のものです。


読む、聞くのインプット面は、まあまあできてきていると思いますが、日常会話の文章を繰り返すとか、言わせるというのはあえてやってはいないので、知っているけど話せないという状態です。


上の子の方は、読むのは簡単なチャプター本を読み、まったく読み返さなくても意味が取れます。聞く方は、英検の問題だと2級くらいでも大丈夫なようです。でも、話す方は、本当に英検5級程度もないと思います。ゆっくりとでも間違いばかりです。文法や語彙は知識としてはあるので、3級の筆記は8割程度とれますが、話すときには使えません。もちろん文法を考えながら話すのは無理と思いますが。


ロールプレイなどは、あまりやりたがりません。CDをかけておいて、少し言い方を覚えるという程度で終わっています。簡単な日常会話の文章をわたしが使うように努力するのがいいのでしょうか?




A:英語を話そうとしたときに、言葉が出てこなければ、インプットが足りません。


自分(子供も含めて)の言いたいことが上手くいえない、「これは英語で何て言うのだろう」と表現が出てこない(分からない)場合は、インプットの量が足りないといえます。


もちろん、いくらたくさん表現を覚えても、そのように分からない表現は存在しますが、インプットの量が足りないと、その「英語に詰まる頻度が高い」のです。そのため、日常会話をすべて英語にしようとしたときに、言葉に詰まることが多く、コミュニケーションに支障が出てしまいます。


インプットの量を増やし、英語力をつけるときに、同じテキストを使う必要はありませんが、自分たちの知らない日常的に良く使われる表現はどんどん意識的に覚え、使っていく必要があると思います。


そのテキストを覚えるほど繰り返すことが重要なのではなく、少しでも覚えたものがあったときに、それを「使っていく」ということが大切です。


英語の表現は、お料理で言えばレシピです。レシピをいくら覚えたところで、実際にそのレシピを使って料理ができなければ、その覚えたレシピは意味がありませんし、使わなければやがて忘れてしまうことでしょう。


ですから、気をつけなければならないのは「インプットとアウトプットのバランス」です。


子供が母国語を覚えるときには、たくさんの音を聞きますが、同時に覚えた単語を片っ端から使い、独り言を繰り返していますよね(私の子供たちも、同じ言葉をいやになるくらい繰り返していました)。


それと同様に、英語をマスターするときも、覚えたものをすぐに使い、使いながらそれを自分の言葉にしていくというアウトプットの作業が欠かせません。それをしなければ、決して自由に話せるようにはなりませんので、ぜひ、そのアウトプット(まずは話すということ)を始めてみてください。


子供が英文を読むことはできるけれども、英語が話せないというのは、「レシピを知っているけど、その料理を作ったことがないので、その料理は作れない」というのと同じです。「知っている」ということと「使える」ということにはギャップがあるのです。


そのギャップを埋めるべく、覚えた表現は意識的に普段の日常会話で使って行きましょう。


例)What do you want to eat for dinner today?

例)Do you like this color?


など、子供に英語で質問を投げかけ、英語で答えさせるのが効果的です。


英語の本を自分で読むことができる場合は、どんどん読ませていきましょう。子供は文章を読むことで、自然と正しい構文や表現を覚えていきます。音だと耳を素通りしてしまうことがありますが、文字であれば、自分のペースで読めますので、しっかりと英語の意味をつかみながら読み進めていけます。


簡単なものからで結構ですので、英語の本を図書館などで借りて読ませてみてください。そして、読み終わった後にに感想を聞いたり、あらすじを英語で尋ねてみるとさらにアウトプットの練習にもなります。


例)What kind of story was it?

例)What did you think about the story?


それにしても、すでに英検2級の問題を読む英語力があるというのは本当に素晴らしいと思います。さぞ多くの努力を積み重ねられたことでしょう。ぜひそれは自信にしてくださいね。


ですが、英検の問題が読めても、話す練習をしていなければ話せないのは当然です。それは、「話す能力がない」ということではなく、「話す練習をしていないだけ」とお考えください。


そして、家庭での会話に英語を混ぜ、まずは15分~30分くらいから始め、その後、少しずつその英語の時間を延ばし、最終的には親子の会話がすべて英語になるといいですね。


正しい英語をどのように使うかですが、言葉は文法を考えながら話すのではありません。私たち大人も日本語を自由に扱っていますが、文法を考えながら話してはいませんよね。


言葉は覚えた正しい英語をそのまま(もしくは一部単語を変えて)使うことで、正しい言葉が使えるようになっていきます。最初はそれほど高度なことを要求せずに、短い短文から話させるようにし(単語だけでもOKです)、徐々に文章にしていくように段階を追って練習するといいでしょう。


例)go pee.

  I want to go pee.

  I want to go to the bathroom.

  I've drunk so much water, so I want to go to the bathroom.


というように、少しずつ長い表現を使えるようにしていけばOKです。


同じ言葉を繰り返し日常的に使っていれば、無意識にできるようになります。例えばお腹がすいたときに、「I'm hungry.]というようにし、それを10回、50回と繰り返していけば、お腹がすいたときは「英語で考えよう」などとは思わなくても自然と「hungry」と言っています。


日常生活での繰り返しが鍵ですので、ぜひ簡単な単語から使っていくようにしてみてください。そのように、インプットされてきた英語を使っていけば、大きなつぼみが花開くように、今までの積み重ねてきた努力が一気に花開くことでしょう。


子供がロールプレイをあまりやりたがらないそうですが、ロールプレイのように「レッスン」としてやることを子供はしたがりません。日常会話の中で、お母さんとの自然なコミュニケーションの中で英語を覚えていきます(日本語はそうでしたよね)。


ですから、お母さん自身が英語を覚え、使っていく中で、子供にも英語を使わせていくようにしましょう。


CDをかけておいて表現を覚えるのはあくまでも「最初のステップ」です。その後、それを使ってコミュニケーションできるようにする、という部分が残っていますので、ぜひ家庭の中で、親子で英語会話をしていってください。


子供は体験とコミュニケーションで言語を習得する」というのはそういうことです。決してCDや教材が子供の英語力を上げるわけではありません。それをぜひ覚えておいてくださいね。


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合格 元気が出る英語002



The only way around is through.  

     (Robert Frost)



どうしてもやりたくないこと、逃げ出したいことが人生には出てきてしまいます。それは、仕事かもしれないし、人間関係かもしれません。


ですが、それから目をそらし逃げ出そうとしても、必ずまた同じ問題やトラブルが起こってしまいます。自分がその問題や人間関係からきちんと学ばないと、それを学ぶまで、人生は私たちに同じように繰り返し学ぶ機会を与えてくれます。


例えば、「嫌だな」と思う人との人間関係のこじれを直さずに仮にその人との関係を切ったとしても、同じような人物がまた目の前に現れ、同じように関係がこじれてしまうのです。


私は、「人生には無駄なことは一切起こらない」と信じています。私たちの周りで起こることは、必ず私たちに何かを学ばせ、次のステップへと進む手がかりをくれます。


人生の問題から逃げ出さずに、それを真正面から受け止め、通り抜けていけば、大変かもしれないけれど、貴重な経験をし、それが人生にプラスになっていくことでしょう。


私が5年前勤めていた英会話学校を辞め、独立したときに、近所の英会話教室のような形で始めようと思ったのですが、誰も来てくれず、貯金もほとんどなかったため、独立1ヶ月目で家族4人が次の月からどうやって食べていけば良いのかわからない状態になってしまいました。


「そんな状態なら独立なんかするな」という声は至極当然なのですが、私にとってはそのタイミングしかなかったのです。


そして貯金はとうとう1万円を切り、7000円しかなくなってしまいました。その少し前に、自分の独立を悔やみ、逃げ出そうと就職活動をしたのですがまったくうまくいかず、窮地に追い込まれてしまいました。


夜も眠れず、食事も喉を通らないという状況を初めて経験しました。いや~、今振り返ってもかなりきつかったです。


ですが、その状況で、私は一つの決断をしました。それは、「腹をくくって、この状況に真正面からぶつかって通り抜けてやろう!」というものでした。


まあ、単なる「開き直り」かも知れませんが、その決断が奇跡を呼び、パーソナル・イングリッシュ・コンサルタントとして生活していけるようになり、本も出版することができる結果になったのです。


どのようにそれを成し遂げたかは、また別の機会にお話したいと思いますが、そのときが私にとって、冒頭のロバート・フロストの言葉を体験したときでした。


問題から目をそらさずにぶつかって、通り抜けていけば、必ず道は開かれます。「恐れ」を捨て、「勇気」を持って体当たりしていってください。自分の力を信じて。


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日本語訳:唯一の逃げ道は「通り抜ける」ことだ。


自分の人生を豊かにし、元気を与え、くじけそうなときに支えてくれる、そんな力を持った素晴らしい言葉があります。そんな言葉と読者の皆様がめぐり合えることを祈って、元気が出る英語をお届けしていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします(^^)。