「自分を好きになれば人生はうまくいく」の著者である本田晃一さんから、素敵なお話をもらったので、ご紹介させていただきます。



 ”ココロをピカピカに掃除しよう!”


ココロがネガティブな感情を感じたり、重い時、その裏に隠された気持ちに気付いてあげると、オセロを引っくり返すように、ココロが晴れる時があります。


たとえば、大切な人を失うと悲しいという感情がわきます。でもそれは、それだけ大切で好きな人がいたという証拠です。大切でなければ、悲しいなんて思いません。悲しいと感じるのは、大好きだからです。自分が感じた「好き」とか「大切」と言う感情にもう一度スポットライトを当てて、自分は素晴らしいなぁとつぶやいてみましょう。


イライラした時、それは意欲があるからです。例えば、僕が渋滞にはまった時、とてもイライラしました。なぜなら、どうしても行きたい場所があるからです。どうしても行きたいと思わなければ、イライラしません。イライラするのは意欲がある証拠です。そこまで意欲がある自分は素晴らしいなぁとつぶやいてみます。


怒ったとき、それは何かを守りたいからです。守りたいとも思わなければ、怒りもでてきません。そこまでして守りたいものがある自分は素晴らしいとつぶやいてみてください。誰かと比べて落ち込んだとき、それは上を向いている証拠です。上を目指そうとも思わなければ、比較することもないでしょう。上を向いている自分を褒めて下さい。


嫉妬を感じたとき、それは、なりたい自分がいるからです。”なりたい自分を先にやっている人”を見ると、つい嫉妬します。なりたい自分がない人は、嫉妬すら感じないでしょう。なりたい自分がいる、ステキな自分を素晴らしいとつぶやいてみましょう。


「やる気になれないなぁ」と思ったとき。大丈夫本当にやる気になれない時は、やる気が無いことにすら気がつきません。やる気になれないと感じたのは、やる気になり始めた証拠です。自分の力を優しく受け入れてみましょう。


人は何か変化して成長しようとする時、ネガティブな感情とポジティブな感情が訪れます。ただ、面白いことに、ネガティブな感情とポジティブな感情を同時に感じることはできません。


ネガティブな感情を感じたとき、「そもそも自分はどうしたいんだろう?」と優しくつぶやいてみましょう。本来の自分の意欲に気が付いてあげましょう。


ちょっとでもココロが軽くなって、ちょとでも変化を感じたら、おぉ、凄いぞとつぶやいてみましょう。


昨年1年自分と出会った方々の顔を思い浮かべて「ありがとう」とココロの奥底でつぶやいてみましょう。


ちょっと優しい気持ちになれたら、2008年は優しさと素晴らしい出会いに満ち溢れた1年となることでしょう。


2008年が、あなたにとって、素晴らしい、明るい1年となりますように。


本田 晃一
自分を好きになれば、人生はうまくいく ~がんばらないで成長する66のカンタンな方法~