私の大好きな本「ときどき思い出したい大事なこと」より、ちょっといい話を抜粋したいと思います。



(引用はじめ)



18歳で死に直面したテリー・フォックス



 カナダの青年テリー・フォックスは、18歳の誕生日を迎えた2日後、テリーは自分の右膝が癌腫瘍に侵されていることを知った。ほかの部位に癌が転移する可能性があったため、ただちに右足を切断しなくてはならなかった。こうして、テリーにとって人生は突然、”当然”のものではなく、"仮”のものとなってしまった。

 

 
 人生の激変というショッキングな事実にも関わらず、彼は自分をあわれんで時間をすごすことはほとんどなかった。病室から一歩も出られない状況下で、テリーは目的を、自分の生きる理由を見つけた。

 

 
 私たちのほとんどは、深刻な危機が身に降りかかってはじめて、自分の存在理由をつくづくと考えるようになる。しかし、テリーはこういっている。「僕のようにやらなくてもいいのさ。自分が何なのかを考えるために、片足を失うとか何か恐ろしい病気にかかるまで待つ必要はないんだ。きっかけなんかなくても、今すぐ、始めればいい。誰にだってできるんだからさ」

 

 
 手術後2週間して、テリーは化学療法を始めた。癌クリニックでの苦痛に満ちた治療を体験して、テリーは癌患者の半数近くは治らないのだという事実を思った。テリーにとって、人生はもはやあって当たり前の物ではなかった。彼は癌クリニックでまだ懸命に闘病している人たちのために何かしたいと、心に決めた。自分が心底大切に思っているのは何か、自分をかき立てるのは何かが見えはじめた。テリーは、新しい目的意識を見出したのである。

 

 
 テリーは、カナダ横断マラソンをして100万ドル(約1億円)の資金を集め、カナダ癌協会に寄付して、人々の癌との闘いに使ってもらおうと決めた。目的の力が、平凡な運動選手を義足をつけて毎日毎日5ヶ月も走り抜く人物に変えたのだ。

 

 
 カナダ横断マラソンの6分目まできて、テリー・フォックスはその「希望マラソン」から離脱しなくてはならなくなった。テリーは、ゴールのテープを切ることはなかった。癌は肺にまで広がっていた。

 

 
 1年後にテリーが亡くなったときには、彼は何百万ドルもの資金を集め、何十万という人々を勇気づけていた。



(引用終わり)


「ときどき思い出したい大事なこと」ディック・J・ライダー著28P)



 
ディック・J・ライダー, デイブ・A・サピーロ, 日本ウイルソン・ラーニングワールドワイド, 枝廣 淳子
ときどき思い出したい大事なこと  

(↑今なら文庫本で630円という破格値で新品が買えます!)


 
Richard J. Leider
The Power Of Purpose: Creating Meaning In Your Life And Work  

(↑英語で読みたい方はこちら)

 

 

子供に英語を学ばせようとがんばりすぎると、ときどき本当に大切なものを見失ってしまうことがあります。


英語は可能性の扉を開いてくれる素晴らしいものですが、それ自体は目的にはなりません。「英語を使って何かをする」ということが本当の目的のはずです。


「英語を学びながら親子で楽しい時間を持つ」


それが目的でもいいのではないでしょうか。


英語を身につけなければと、あせって目標を立てることをせず、まずじっくりと英語を子供に学ばせる目的などを考えてみてください。



それが出てくると、自然とその目的を達成するための目標が出てきます。その目標は、尽きることのない情熱、やる気、エネルギーを自分から引き出してくれる「本物の目標」になっていくことでしょう。



この本は本当に良い本ですので、騙されたと思って自己投資してみてください。そして、よかったらその感想をコメントに残してくださると嬉しいです(^^)。



 
Douglas Coupland
Terry: Terry Fox And His Marathon of Hope  

(↑テリー・フォックスの感動秘話はこの本でもで読むことができます(英語))