人は成長し続けなければならない - 成長が止まると死が始まる。

 

 

これは生命の法則であって、自然界を見ればよくわかる。私の家の庭には樹齢百年になる一本のコショウの木がある。あるとき、このコショウの木を刈り込むためにやってきた植木屋さんに、私は樹齢のことを誇らしげに教えた。

 

 

「もうこの木はこれ以上には成長しないよ、ねェ」

 

 

すると彼は答えた。「いやァ、今だって成長していまさァ。木というものは死ぬまで成長しつづけるもんでさァ」

 

 

「それじゃあ、樹齢数千年のセコイアの巨木たちも。まだ成長しつづけているというのかね」私が聞き返すと、彼は答えた。

 

 

「もちろんですよ。」

 

 

生きることは成長することである。

 

 

私が知っているある老人は90歳を過ぎてもなお頭脳明晰でキビキビしており、大きな果樹・菜園を持っている。

 

 

「今年はさらに拡張しましたよ」と彼は熱っぽく私に語りかけ、「私はある教会の会員なんですがね、教会を通じて困っている人たちに野菜と果物を寄贈しているんですわ。必要な方々に食物を差し上げる、ということはなんともうれしい気持ちでしてねェ・・・・・これにまさる楽しみはいくらお金を積んでも買えませんよ」と結んだ。

 

 

人間は、知的に、感情的に、そして精神的に成長をつづけている限り、若くて生き生きしていられる。



(『信念 』ロバート・シュラー著、17P)



ロバート・シュラー


(↑ロバート・シュラー博士)




子供の成長速度にときとして戸惑うことはありますが、親は親として、自分なりの速度で成長していくことが大切なのですよね。


子供だけに英語を学ばせるというもったいないことをやめ、「親子で一緒に」学び、成長して英語を話せるようになっていけば、もっと素晴らしいのではないでしょうか。

どんな巨木も生きている限り成長しつづけるのですから、私たちも日々、歳を重ねるごとに成長し続けていきましょう!