【正しい赤ちゃんの褒め方】


少子高齢化の現代においては、新生児の誕生というのは、盆と正月と葬式が一緒に来たくらいに、おめでたいことです。

知り合いに赤ちゃんが生まれたら、積極的に褒めに行きましょう。

邪魔にされても、迷惑がられても、110番通報されても、借金取りなみにしつこく褒めに行きましょう。


①誰に似てるか確認する

赤ちゃんを褒める第一歩は、赤ちゃんがパパ似かママ似か隣の御主人似かを確かめることです。

パパ似ママ似ならありきたりなので、何も言わずにスルーします。

隣の御主人似なら、ママや隣の御主人が喜ぶので、おおいに褒めまくって下さい。


②赤ちゃんの将来像を語る

親にとって自分の子どもが将来どんな大人になるのかは、とても大きな関心事です。

親の遺伝や素行を見抜いて、できるだけ的確に言い当ててあげましょう。

『両親共に面白味のない人間ですから、この子もさぞつまらない人間になるでしょうね。パパは人間としての価値がないし、ママは女としての魅力がないので、この子はカスみたいなものです。将来は既に知れているので、もう何も期待してはいけませんね。こんな毒にも薬にもならない赤ん坊は、生まれてきても誰も喜びませんね。しょせん避妊に失敗してできた子だから、生まれてきた意味も、生きていく価値もありませんよね。親と同じくどうでもいい大人になり、退屈極まりない人生を歩むことでしょうね。まあ中絶にしくじった罰なので、早々に無理心中することをオススメしますが、そんな勇気もなさそうなので、通り魔にでも襲われて、三人一気に死ぬことを期待していますね』


親は親バカの最中なので何も頭に入らないでしょうから、何度も何度も記憶するまで繰り返し言ってあげて下さい。
【正しい言葉の使い方】


忙しい現代人にとって、今やビジネスはもちろん、会話さえもがスピードや効率を重視されるようになりました。

会話においてのスピードアップや効率化は、言葉の簡略化や省略が不可欠です。

以下のように簡略や省略をして、スピードアップをはかりましょう。


『信じられません。それは本当のことなのですか?』は『まじ?』


『それは本当に本当なのですか?間違いはないのですか?』は『まじ?まじ?』


『なるほど、そうだったんですか。しかし、それからいったい、どうなったんですか?』は『で?』


『すみません。うっかり聞き損ねてしまいました。申し訳ありませんが、もう一度言っていただけないでしょうか』は『は?』


相手の発言に納得しかねる場合や、相手の発言が見当違いの場合は『は?』に『あ』を付けて『はあ?』


『それはいたしかたありませんね。分かりました。今回はそれで結構です』は『
ったく!』


『いいえ、残念ながら、そうではありません。それだけはハッキリと申し上げさせていただきます』は『ちげーし!』


『必ずしも同意したわけではありませんが、今回はそれでもかまいません』は『いんじゃね?』


『これはとても良いと思うのですが、あなたはいかが思われますか?』は『よくね?』


気が乗らない時や、体調の優れない時などは、それを詳しく説明などせず『だりー!』


特に強調したい場合は、間に『あー』を入れて『だりー!あー、だりー!』


『おはようございます』等の挨拶は、その時の季節や時間などに関係なく一本化して『ちぇーす!』


さらに簡略したい場合は『ちーす!』


『ちぇーす!』の変化球として『うぇーす!』


基本的に『うぇーす!』なんだけど、元気がみなぎっている時は『ういっす!』


以上のような言葉を使えば、会話のスピードがより一段と早くなります。

頑張ってマスターして下さい。
【正しい電車での座り方】


正しい電車での座り方は、非常にオーソドックスなものです。

では、順を追って見てみましょう。


①始発駅から乗る

たとえ下車する目的地が上りの一駅めであっても、下りの始発駅から乗りましょう。

これで完璧に座れます。あれこれ考えずに行きましょう。


②空いてる電車に乗る

座れないのは混んでる電車に乗るからです。

なので、空いてる電車を選んで乗りましょう。

上りに乗りたくても、下りが空いてたら、迷わず下りに乗りましょう。

これで見事に座れます。

目的地に着かないという欠点がありますが、電車で座るという本来の目的は達せられるので、迷わず乗りましょう。


③空いてる時間に乗る

電車は一日中混んでるわけではないので、お昼過ぎなど空いてる時間に乗りましょう。

学校や会社に遅刻する等の弊害はありますが、大切なことは電車で座ることなので、こまかいことは気ににしないでいきましょう。


④イス持参で乗る

電車のシートは競争相手が多く、激しい争奪戦が展開されます。

この場合、マイシート持参でいきましょう。

マイシートの有効な活用によって、確実に座ることができます。

カッコ悪いとか、持ち運びが重たいとかの難題はありますが、座る喜びを優先しましょう。


⑤病気のふりをする

ゼェゼェ言ったり、ゲホゲホやったり、クラクラしたり、たまに転げたりしましょう。

ある程度やっていれば、誰かが席を譲ってくれるでしょう。

他人の善意を当てにして、重病患者になりきりましょう。


座ってる乗客がなかなかの強豪揃いで、寝たふりや気づかないふりなどをして、しぶとく席を譲らない場合は、『うっ、おぇおぇ・・・おぇっとっと』などと言って、ゲロを吐きそうなふりや、胸に手をあてて『し、心臓が・・・心臓が・・・ああ、心臓が・・・』などと心臓病のふりなどしてみましょう。

それでもなかなか退かない芯のある乗客ばかりならば、『ああ、変な伝染病にかかっちゃったなあ。これってよくうつるんだよなあ。はぁはぁはぁはぁ・・・』とか『結核うつされちゃったなあ。ゲホゲホ、ゲホゲホ、ゲホゲホゲホ、ゲホゲホ、ホゲホゲ』と、退くまで咳をしてましょう。


最悪、誰も退かなくても、こんなことをやってる間に電車は目的地に着くでしょう。


⑥車椅子で乗る

最初から座ってるという強みがあります。

エスカレーターでは駅員さんが専属で付いてくれます。

単に電車で座れるといった域を超えた、良い経験ができるでしょう。

そもそも家を出た時点から座ってるので、怖いものなしです。


⑦地面に座る

いよいよとなったら地面に座りましょう。

地面を椅子と考えれば、床全てが椅子です。これは最強です。


座り方としては、ドカッと座るのはしたないので、倒れたふりなどをしてそのまま座りましょう。

周囲の人から、立ち上がれないのか?と同情も誘えるので一石二鳥です。


では、以上のような正しい電車での座り方をマスターして、通勤通学をバリバリにエンジョイして下さい。