「人は挑戦者となって
過去の限界点を
何度も超えてきた
だから必ずできる、、、
きっと必ずできる、、、」
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4年前のオリンピックの開幕の式典を見ての感動を書いた詩『何十億の視線を一つに集めて』の一節。
4年経って、再び、世界の人たちが、可能性に挑むその姿に私たちは、なぜか魅せられてしまう。。。
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『何十億の視線を一つに集めて』
誰も彼も、夢中になれる時
誰も彼も、素直になれる時
誰も彼も、子供になれる時
誰も彼も、無邪気になれる時
海を渡り、空を越えて
この時のために捧げ尽くしてきた青春の時
誰も彼も、スターになれる
誰も彼も、ヒーローになれる
この日のために
見つめつづけてきた世界の舞台、世界の頂点
今夜光を浴びているのはあの人たちの瞳の奥に映るたくさんの声援の贈り主たち
それは何十億の視線の元の、名もない街の片隅で仕事の手を休め、画面に見入る地球という同じ星に生まれたかけがえのない仲間たち、兄弟たち
たくさんの汗が流された
たくさんの涙が流された
たくさんの土を蹴りあげた
たくさんの水飛沫(しぶき)を飛ばした
たくさんの壁に塞がれた
たくさんの痛みに耐え抜いた
たくさんの声援を送り続けた
たくさんの勇気をもらった
誰かが敵じゃない
誰も敵じゃない
今、同じ時を過ごし、同じ光を見つめ、同じ歌声に耳を傾け、同じ未来を見ている
僕らはそんなに愚かじゃない
僕らはこんなにも美しい
あの輝く瞳を
あの溢れんばかりの笑顔を
この美しい夜空を共有できる喜びを
この美しい時を共有できる幸福を
永遠にこだまさせていくために
今、この感動を焼き付けよう、
この何十億の視線の向こうの一つ一つの心の奥深くに
そして、未来を希望と喜びで満たそう
人は挑戦者となって過去の限界点を何度も超えてきた
だから必ずできる、、、
きっと必ずできるから、、、
この小さな巣から平和と希望の歌声を奏でるたくさんの鳥たちを大空に羽ばたかせよう
何十億の視線を、再び一つに集めて、、、
五つの輪を一つにして、、、