今の私に決して大きな力があるわけではない

まして一人になると何と無力かと思う

多くの人に支えられて何とか存在している



立派なことを語ることはできる

しかしこれだけ大きな世の中を変えられるかといったら

私一人の力でとてもできるものではない



良い世の中にしようと多くの人たちが今も活動している

私もそのつもりでいろいろな形で私なりにしてきた



しかし壁がある

良くしようと思っている人同士ですら争うのだから



一人の力を束ねて大きな力にしていくが

その大きな力同士で争う


とてもおかしなこと



その中に埋もれてしまいそうになる私がいる

私の力はどれだけなんだろう

私に何ができるんだろう



より正しいものと出逢った時

私の方がより大きかったとしても

相手に軍配をあげなければならない

私のそれまでの苦労が無になるとしても



しかし正論だからといって人は簡単に従いはしない

人は心が納得しなければ決して動かない

心が納得しなければ話を聞くことすらもしない




それがゆえに簡単ではない

同じゴールを目指しながらも

手を取り合うことができない

プライドのぶつかり合いなのだ




では私は何をしたらよいのだろう

私に何ができるのだろう

最も正しいものをどこまでも探し続けながら

正しいと思うものを広め続けるしかない


正しいものほど歪められもする

だから歪めて見てもいけないし、歪めて伝えてもいけない



最も正しいものと今出逢ってるかもしれないが

もしかしたら10年後に出逢うのかも知れないし

明日出逢うのかもしれない



そのために心の扉をいつも開いてないといけない

私にできるのはそんなことぐらいかもしれないが



そしてさらに大事なことは、正しいことを自分自身が身に付けることだ

歪めて伝えないためにも

私を通して良い世の中にしていくためにも


そして、自分自身が身に付けた体験を通して、

誰かが正しいことを身に付けるための手助けをしていくことだ




私にできること

私がすべきこと


私という小さな存在に

できること



でもそれはとても大きなことなんだ