どんなに叫んでみても届かない思い

どんなに叫んでみても響かない思い


どんなに強く、純粋な思いをぶつけてみても

どんなに喉を枯らして叫んでみても

そこだけがいつも空回り

それだけはいつも一人芝居



いつになったら届くのだろう

いつになったら響くのだろう




そんなことにも疲れ、いつしか、そんなこともやめてしまうけれど

この思いの行きつく先は、一体どこなのだろう



耳をそばだてて、周りの音を聞いてみる

心を研ぎ澄まして、周りの音を聞いてみる



誰かが自分に向って叫んでいる、その声が、、、

きっと、どこかで息絶えてやめるまで、あったかもしれない




この宇宙が全部うまくつながっているように感じてはいるけれど、

つながり方は、まだまだとってもちぐはぐだったりする



どんなに叫んでみても届かない思い

どんなに叫んでみても届かなかった思い



遥か宇宙にこだまして消えていった、その声、その思い、、、

どこかでまだ浮遊している、そんな思い、、、



それは、

どこかで息絶えてやめるまで続けられていた

自分に向って叫ばれていた、誰かのその声に


私がいつしか耳を傾け、受け留めていったその時に、

不思議と誰かに伝わっていく、、、