英語が話せると天使になれる、そうだ。 | 初級英会話ー100日後から話せる英語

初級英会話ー100日後から話せる英語

英語を見るのも嫌だった人が、私と英語を学んでいたら、ハワイに移住するまでになってしまいました。英語が話したくてたまらなくなるくらいに、あなたを英語好きにしてみせます。直ぐにでも英語が話せるようになりたいあなたへ、英会話上達のヒミツを教えます。

CoCo塾という名の英会話学校があります。

去年辺りから盛んに見かけますね、CMで。

結構面白く、気に入っています。


空港編、入管編、町編、今年は少し変わって、
翼のある小さな工房で少女と話をしています。


どうやら、英語を話せれば、背中に翼が生えて、
どこへでも飛んで行ける、と言いたいようです。


イマジネーションを掻き立てるタイプのCMです。

中でも、入管編での俳優さんの対応がいいですね。

Imigrationといえば、少なくなく思い出があります。


留学には、F-1Visaが必要になります。

各大学が発行する査証書で、四年毎に更新されます。

ELP(語学学校)を経て進学する場合、
1年~年半はここで学ぶことになります。


クラスでつまらない勉強をするよりも、
町へ出て人と話すのが好きだったので、
ELPを出るのに一年と少しかかりました。


Visaの更新は、在学している限りは自動です。


間も無く、四年が過ぎようとした頃のことでした。

RenewalしたVisaと、古い査証書の両方持って、
入管を通ろうとしたときに事件は起こりました。


管理官に手渡したのは、古いVisaだったのです。

しかも、飛行機の時間が迫っていたので、
心理的にも余裕は全くありませんでした。


そこで、言ってはいけないことを言ったのです。


Will you hurry up?

入国管理官には、かなりの権限が持たされています。

彼等個人の判断によっても、入国を拒否できます。

ただし、明らかに立証できる証拠が無ければ、
自らの首を絞めることにもなるので慎重です。


残り一ヶ月しか滞在期間の無い査証を持つ私は、
彼等にとっての格好の的とされてしまったのです。



immigrationで働く多くのアメリカ人が、
何らかの人種的な偏見を持っています。


不思議なことですが、警官や公務員、
そして入管理官もそのうちの一つです。


理由は分かりませんが、態度は非常に悪いです。

ただし、私の場合は少し違っていました。

こちらの態度がクソ悪かったに違いありません。


入管での仕事も、かなりの重労働です。

むこうさんも疲れていたのでしょう。

こちらも、長時間のフライトでぐったりです。

しかも、朝の5時とかに到着していますから、
そこから何かとやらなければなりません。

入管理官は、悪態の限りを尽くしていました。


上は、サンフランシスコの入管だったと思います。

もっと酷かったのはアトランタの入管でした。

同じ年に違う場所で、しかも悪いことに、
ちょうどイギリスから帰国した日でした。


イギリスと言えば、IRAを思い出します。

アイルランド共和軍で、余りにもテロで有名です。


悪いときには悪い事が続くものです。

イギリス滞在中に事故に巻き込まれてしまい、
搭乗予定の飛行機に乗り遅れてしまったのです。


新しくチケットを購入し、乗り直しました。

当時、片道チケットでイギリスを出国するのは、
ほぼテロリストか、IRAの工作員だったのです。


イギリスの空港でも足止めを食らいました。
(手荷物から全てを徹底的に調べられます)



解放されて搭乗し、一段落でやれやれです。

と思ったのも束の間、今度はアメリカの入管です。

またまた、態度の激悪かった日本人留学生は、
アトランタでパスポートを没収されたのでした。




おやおや、もうこんな時間になりましたか。

では、この続きは明日にお送りしましょう。

ごきげんよう、さようなら。