失恋した日
私は彼のことが本当に大好きで大好きで心から愛おしい存在でした。何もかもが愛おしかった。彼の声、話し方、表情、彼の肌、彼のにおい、、、すべてが私の癒しでした。彼の腕枕で寝るのが本当に大好きでした。寝る時は彼の胸に顔を埋めてぴったりとくっついてそのうち息苦しくなって朝起きたらめっちゃ離れてたり。笑天邪鬼だし冷たいし甘いこととか言わないけどさりげない優しさとか愛されてる実感を与えてくれました。そんな大好きな彼を手放したくなくて別れ話の時はそれはそれは泣きじゃくって駄々こねて子どものようにすがってしまいました。私たちは飛行機の距離の遠距離をしていて月に1回は私が行ってたんだけどあの日は初めて彼がこっちに来てくれました。別れる前の日まではまさか次の日に別れるとは思えないほど楽しく仲良く過ごしてました。美味しいお店を予約してくれておごってくれて本当にいつもの変わらない月一のデートでした。でも結婚の返事をするために来たっていうのはお互い承知の上で私は常にそわそわしちゃってました。でも彼はぎりぎりまで考えたいということだったので最後の晩餐にならないように願ってその日は楽しく過ごしました。でも次の日朝起きて彼が出した答えは「やっぱり今は結婚を決断できない」でした。今思うとその時に「わかった。じゃあいつかしたくなった時にしようか」とか言えたら良かったのですがあの時の私も意地になっていて今できなければ一生できないとしか思えなかったのです。最初すんなり別れを受け入れたのですがその後飛行機までの5時間、彼を引き止めてしまいました。どうにか頑張ったら彼の気持ちが変わるんじゃないか情に訴えたら気持ち改めてくれるんじゃないか私も必死でした。でもそんな努力もむなしく私がすがればすがるほど彼の気持ちが固まっていくのがわかりました。もうこの場から逃げたいと言われた挙句最後は私の手を振りほどくように出ていきました。彼が出て行った後の私は絶望感にうちひしがれてもう辛くて辛くて息をするのがやっとでした。そんな中、まさかの彼から連絡がきたのです。無事着いたという報告でした。