職場の方に薦められて、殺人鬼フジコにハマりました。
先にHuluのドラマを観て、続いて本を貸していただき読破。
ホラーが苦手な人は絶対寄り付かないような画像。
私もその中のひとりでした。
でも殺人鬼フジコはホラーじゃないですね。
幼児虐待やネグレクトをメインとする社会派小説でしょうか?
やはり事件を起こす原因は、親であり育った環境につきるかもしれない。
その親もまたその親のせい。
その親もまたその親のせい。
「因果応報」
という言葉が浮かびます。
もう読んでいて何が善なのか悪なのか分からなくなります。
印象的な言葉。
「バレなきゃいい。バレなきゃ罪にならない」
違うだろーーー!!!!
最近は、こういう小説を「イヤミス」と呼ぶようです。
読んでいてイヤな気分になるミステリーという意味らしいですが、まさに読後気持ちがどんよりしてイヤ〜な気分。
なのにかなり興味をそそられて、一気読みしてしまいます。
作家さんは女性ですが、よくこんなストーリーを考え、そして書けるものだと思います。
描写がリアル過ぎる。
心に闇を抱える女性なの?
作家さんの生い立ちが気になります。
過去にイヤミスという認識はなく読んだイヤミス本があります。
気持ちがどんよりしてしばらく立ち直れません。
もう一冊紹介します。