こんにちはブタネコ



今日のお話のテーマは

『歩行』

についてぶーぶー



「大股で歩くように気をつけています」


「一本の線の上を歩くように意識しています」


「かかとから着地して親指で蹴るのが良いですよね?」



レッスンでも歩き方について

質問をされることは少なくありません。


歩き方を模索している方、

普段の歩き方を細かく意識している方も。



私は歩き方自体について指導することは

基本的にはありません。



なぜなら

歩き方は自然にそうなるものであって

意識して行うことではないからです。



私たちが生まれてから

自然に獲得していく行動のことを

原始動作といいます。



自然に、というのは

誰から教わることなく身につけていく

ということです。



この世に誕生して初めての原始動作は

呼吸です。


お母さんのお腹の中、

羊水から出てきたらまず呼吸を始める。


そして、

原始動作の集大成と言われるのが歩行になります。



様々な周囲の環境や日常の動作・姿勢によって

歩行動作に影響を及ぼします。

(これは身体だけでなく精神的ストレスも密接な関わりを持ちます。)



私のレッスンでは

この原始動作の基本である

呼吸がそもそも適正であるのか?

どんな症状をもっている方にも

見ていくことが多いです。


呼吸が正しく行われているということは

横隔膜の可動性がしっかりと確保され、

横隔膜自体がリラックスできるということ。


横隔膜の可動域があるということは

肋骨の拡張、柔軟性が十分にあるということ。



肋骨がしっかり動くということは

胸椎の柔軟性もあるということ。


そんな風に見ていくことができます。



歩行動作には

骨盤の回旋と共に

胸椎の回旋動作が同時に起こります。


肋骨の内外旋がしっかり左右ともできているか?


足や脚の動かし方ばかり気にされる方が多い印象ですが、

歩行を俯瞰で見ることが大切です。


小手先のテクニックで

どうにかしようとすると

不自然さだけでなく

そもそもその歩行にならざるを得ない

身体であるのに無理矢理に正そうとすることで

さらに痛みや不調を招く原因にもなりかねません。


姿勢悪かったり

身体の使い方が上手くいっていないから

歩き方に違和感を感じたり

歩き方が正しく行えないわけですから

歩き方そのものに問題があるわけではない

といえます。



運動を始めたいた思って

ウォーキングやジョギングを始めたけれど、

膝や足、腰を痛めてしまった

なんていう方もいるのでは?



そんなときには

まず呼吸から。


そして身体の構造、機能を知ることで

遠回りに思える道が

一番近道だったということになると思いますにっこり



記事についてのご感想やコメントをいただけたら嬉しいですにっこり飛び出すハートキューン




マーメイドのレッスンでは

歩行が乱れている原因はどこにあるか?

評価をしっかりしていきます。

基本の呼吸エクササイズから

歩行に必要な足関節、股関節、骨盤、胸郭の動きをひとつひとつ丁寧に説明しながら進めていきますキラキラ


自分の身体が知りたい方

機能解剖に興味のある方

日常やスポーツのパフォーマンスの土台を引き上げたい方にはオススメですビックリマーク



オンラインパーソナルレッスンも募集中音譜『【受付中】自分のカラダを理解して自分で整える!ピラティスオンラインパーソナルレッスン』痛みや違和感で好きなことに集中できない!年齢とともに今までのやり方が通用しなくなってきた!運動が苦手でも自分のカラダを大切にしたい!そんな方へ自分のカラダを理…リンクameblo.jp