こんにちは
暑い日が続きますが
熱中症などには気をつけてお過ごしくださいね。
心にも身体にも
自分の中にはパターンがあることを
ご存知でしょうか？
身体のことはいつもご紹介しているように
そのパターンの結果が
今のご自身の姿勢や調子となってあらわれます。
痛みはもちろん、身体のラインなど
わかりやすい形で現れるものです。
そして、
心にもそんなパターンというものがあるのですが、目に見えない心というものを自覚したり、特定するのは少し難しいです。
例えば
職場の同僚にイライラしたり
怒りが沸いてくるとき。
実はその怒りはその特定のパターンに反応して現れる感情と言えます。
体験しているその瞬間、
自分としては
その相手が私のこの怒りを作り出した張本人であるかのように思えますが、
怒りを作り出しているのも
感じているのも自分自身に他なりません。
何かに自分が反応している。
反応の結果が怒りであり
大切なのは
何に反応したのか？
を特定することです。
特定をするためには
自分を俯瞰して丁寧に観察することが
重要になってきます。
職場の同僚が上司に媚びている。
それを見た時に何か自分が反応したとしましょう。
あ、
自分は目上の人に媚びていることに
反応してるんだ。
まずは反応したことに気づきをもちます。
媚びていることに怒りが出てるんだ。
反応によって出てきた感情にラベリング、
感情に名前をつけます。
誰かに媚びることは良くないこと。
そんな思い込みがあったとしたら
そこに反応して怒っているんだなーと
ただただ知るだけです。
そんな怒っている自分を観ていくと。
嫉妬かもしれない？
自分は真面目だから同僚のように上手に相手とフランクに話せないから、
嫉妬している。
真面目な自分にダメ出しが起きている。
悲しみが出てきた。
そんな風に感情や
出てくる自分の反応が変化していきます。
そうするとその変化とともに
自分の気持ちや感覚も軽くなっていくことに
気づくと思います。
感情のリリースとは
感情に飲まれて感じ続けることではなく
感情自体を明確にすることと
自分がどんな思い込みや
反応のパターンが起きているかを
明らかにすることです。
相手を目の敵にして
いつまでもイライラしたり
気持ちや感情を揺さぶられたりすることがなくなります。
相手が原因、と考えたり
逆に自分が原因と責めたりすることは
相手を変え、環境を変えても
同じパターンを繰り返してしまいます。
自分の中に答えがある。
それを忘れてしまうところに
状況が改善されない原因があります。
従来のヒーリングや
カウンセリングは
過去の自分と向き合い、
辛い感情に直面する時間が長くなり、
いつまで経ってもそこから抜けれずに
苦しんだりしてしまいます。
たとえその思い込みの原因やパターンの発端となった出来事が過去のものだとしても
苦しんでいる、辛い思い、感情を振り回されているのはたった今だ、ということ。
そのたった今の自分が何を感じているか
そこを丁寧に観ていく方が
断然楽に、そして簡単に感情をリリースすることができます。
たった今感じている
自分自身に全集中してみてくださいね。
注意点としては
俯瞰して観察する＝自己分析
ではない、ということです。
思考を使わず観察する練習をしていきましょう！
習い事やトレーニングと同じで
徐々にコツも掴めてくると思います
自分の場合はどんなふうにするの？
チャレンジしたい時には是非カウンセリングもご利用くださいね
記事についてのご感想などコメントいただけたら嬉しいです
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