こんにちはかに座




日々、

お客様のカラダに向き合っていると筋肉が硬くなったり、痛みが出るということは当たり前。



熱心にSNSなどで情報を探し、

ご自身で何とか対処しようと試行錯誤されたり

マッサージや整体へ通い緩めてもらったりと、

皆さん快適なカラダを求めていらっしゃいます。




姿勢やカラダの歪みを改善したい

慢性的なコリや痛みをどうにかしたい



そんな方にも最後まで読んでいただけたらと思いますにっこり





タイトルの通り、

筋肉が硬くなるには理由があります。


訳もなく、硬くなるということはなく


自分の身体の危険を避けるために

無意識的に色んな策を練った結果と言えます。




私たちが何か行動を起こす際には

『安全か?危険か?』

を判断し、

安全だと判断されれば、実際に行動が実行され

危険と判断されれば、行動を起こさないよう防御反応が起こります。



防御反応とは


例えば、、


・リラックスできない

・めまいやふらつきがある

・慢性的な疲労感

・眠りが浅い、なかなか眠れない

・呼吸が浅い

・歯の食いしばり

・眼精疲労

・頭痛

・やる気が起きない

・関節可動域の低下

・運動能力の低下


生存維持のために、

私たちの脳は一瞬一瞬その判断をし、

危険なことを避けようと行動を制限させるよう指令を出すわけです。





脳がそれらの判断をするために

重要な機能のひとつに

体性感覚

というシステムがあります。



体性感覚とは


皮膚感覚など表層に存在するセンサー


例えば

触れた感覚だったり、

温度を感じたり、

痛みを感じたり、

触れたときの圧の感覚。




そして深層では


筋肉や腱、関節などに存在するセンサーで

身体の位置や運動の感覚

振動や重量を感じたりします。



そんな感覚の情報を頼りに


たった今、私は安全、安心できる状況なのか?

を一瞬一瞬判断するわけです。



しかし、

その判断材料である

体性感覚が低下した

身体の部位があると正確な情報が脳へ伝達されず、


私の状況は危険だ注意注意注意


と判断されるのです。




体性感覚が低下する理由は様々ですが


運動不足

ルーティーンワークの繰り返し

長時間のパソコン作業

座りっぱなしの時間が多い

屋内で過ごすことが多い

同じような動きや運動しかしていない



これらに当てはまる方は要注意ですし

当てはまっている方は

何らかの身体の痛みや不調を抱えていらっしゃる方が多いです。




繰り返される行動パターンや動作は


様々な身体の部位の感覚低下へつながります。



バランスの崩れた身体を何とかするために

自ら硬くしバランスを保っているにも関わらず、

むやみやたらにほぐしたり、緩めたりすると

時には更に硬くなったり、痛みが悪化したり、

他の部位への負担が強いられることもあります。



整体やマッサージへ通っても

コリや痛みや不調が繰り返されるのには

このような理由があります。



一旦ほぐしてもらうと軽くなったり、

可動域も上がりますから

良くなったように思えますが、


根本的な緊張の原因である

体性感覚のシステムが改善したわけではないのでまた繰り返し、硬くなったり

可動域が元に戻る。



では、

どうしたら良いのか?



それは

自らが正しい動きを習得するような

運動をすることです。



自分が

意識的に

関節や筋肉を正しく動かすことを繰り返すことで、


今まで低下していた感覚やセンサーに刺激が入り、正確な判断を伝達できるようになります。


脳が安全だと判断できるようになることで、

初めてリラックスも体験できますし、

無駄のない動きを遂行することができます。



ピラティスは

動きの再学習と言われます。


動きはシンプルですが

自分の動きの癖やパターンが現れやすいのが特徴ですキラキラ


呼吸に合わせて正確な動きを丁寧に繰り返すことで、いかに自分の動きが偏っていたのか自覚することもできます。




ぜひ

不調のある方は

鍛えることばかりにとらわれず

一旦土台を見直してみてくださいねビックリマーク





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筋トレだけではどうにもならないことは多々あります