不況下であなたが生き残る為には、まず何よりも優先してあなた自身が変わる必要があります。
【 先日のエントリーはこちら → 不況下の景気予測、日経平均株価 】
人は、「長期的」な視点を持つ事が苦手な生き物です。
簡単に言ってしまえば、ほとんどの人が「目先」の事ばかりに気を取られ、10年~といった長期スパンで物事を考える事ができません。
えらそうな事を言っているかもしれませんが、かくいう私もそのひとりです。(笑)
私がメンターにこの事を教わったのは、社会人デビューして半年くらいの頃でしょうか。
当時の私は、とにかく目先の成果ばかりを追い求め、先のわからない「何年も先」なんて目もくれませんでした。
まず、フルコミッションの環境下で生き残ることに精一杯だったし、何よりも「2年目で年俸1,000万」という大目標を達成するために、必死だったのです。
仕事の95%が「新規開拓営業」だったので、アポイントをもらう為には自身のプライベートや睡眠時間を削り、その全てを顧客の都合に優先していました。
少しでも商談になりそうであれば、とにかく提案、提案、提案。
(おかげで企画書作成だけはあっという間にうまくなりました・・・。)
どれだけ相手に安く見られても、目先の契約を取る事にこだわっていたのです。
徐々に結果も出始め、いよいよこれからだ、というタイミングで、この「長期的」に考える大切さを教わりました。
特に印象に残っているのが、
「クイックキャッシュは絶対に求めるな」
という言葉です。
この場合の「クイックキャッシュ」とは、「すぐお金になる」「簡単にお金になる」といった類。
例えば、年給よりも月給、月給よりも日給、といった具合に、お金について私達は「先にもらえる方がうれしい」と思うのが一般的でしょう。
しかしそれでも、メンターは「ぐっと堪えろ」と言います。
目先の小金ではなく、10年先の大金を意識せよ、と。
お金もビジネスも長期間かけて大きく育てるものであり、決して短期で育つものではありません。
多くの人は1年で劇的な変化を求めますが、事実としてそれは不可能です。
例えば、宝くじに当選した人の90%以上が、その5年以内に破産しているように、人は「短期間の変化」についていける構造ではありません。
もちろん、当時の私がこの事を理解したかというと、答えはNOでした。(笑)
「何となく言っている事はわかるけど・・・」といったところでしょうか。
しかし、今となっては、この教えがどれだけ大切だったかが理解できます。
「急成長」という言葉でごまかしてきた結果、どれだけ大きな「歪み」を生み出してきたかは、私自身も経験しています。
一度状況が悪化した時に、真っ先に崩壊するのはどのような組織であるか。
これは個人の場合にも当てはまります。
しっかりと足元を固めつつ、長期的な視野を持ち、コツコツとやり抜く人間でありたい。
あなたにとって、明日が今日以上に輝ける日でありますように。