【作品解説】恋猫参道 | ばぶろぐ

ばぶろぐ

令和歌謡・BABUの雑記帳です♪

令和歌謡”完全五度”BABUです。

 

 

『恋猫参道』

 

演歌歌手・十川ももこさんへの提供楽曲で、前作「悲しいけど、ここ野崎なのよね」に続く野崎ソングの第2段。前作よりもライトタッチで、演歌というより歌謡ポップスの向きが強い作品。

 

前2作が十川さんの歌唱力の高さを活かそうと、難度の高い構成にし過ぎた反省、もとい反動で、今回は「誰もが親しみやすく気軽に歌える」をコンセプトに据えた(十川さんの意向もあり)。そのため、全体的に緩やかで無理のない音符の動きを意識して歌メロを作ったが、終盤のやや広い跳躍は自重ならず結果的にはそれなりの難度に(苦笑)。1番を覚えると同じ要領で2・3番も唄える演歌系よろしくな造りにしていたが、それでは芸に欠けると思い2・3番の〆にDメロ的な特殊メロを追加。端くれながらも、ポップス作家の軽妙さと理解していただけると幸いだ。

 

歌詞は、虚実混淆の「パラレル野崎参道商店街」を舞台に、そこに巣くう化け猫(十川さん扮する)が男性の心のスキマを弄ぶ...といった物語。僕自身は不届きなことにまだ野崎に足を運んだことがなく、地域のホームページや地図などを参考にしながら想像を膨らませた。きっと「盛り場」とか「ネオン」なんて言葉が似合う場所ではないとは思いつつも、メロディーに対する語感の良さを優先して、比較的気ままに筆を滑らせた。「乱れ咲き」「ウチ野崎」などと、これ見よがしに脚韻を踏んだ勇気もどうか褒めてほしい(笑)。ともあれ、歌詞自体は一つの漫画を描くような感覚で楽しく書かせていただいた。

 

編曲の藤村真一さんの手腕は、本作でも光りまくり。そして何といっても、十川さんサイドが渾身をもって制作されたMVが誠に素晴らしい。主演の十川さんは勿論、翻弄される男性お三方の何ともうだつの上がらない感じの演技が見事に尽きる。一見一聴の価値あり!

 

作詞・作曲:岩田祐明  編曲:藤村真一

振付・コーラスアレンジ:AQuA☆MaRiNe(CLAP×CLAP)

制作:2020年 ※十川ももこ様提供曲

 

歌詞

 

 

◆◆◆

 

フォローしてね

 

【INFORMATION】

LIVE・イベントスケジュール

BABU・YouTube

BABU・Twitter

BABU・Facebook

BABU・Instagram

お問合せ ※クリックするとメールが開きます