約2年間暖めてきた案件 | 内装工事価格、建築工事価格を適正に!見積り比較で業界改革を計る一級建築士のブログ

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建設業界、内装工事業界には政治、コネ、談合などの慣習がまだ残っており、適正な価格で顧客に工事が発注されない
ケースが多くあります。Webという新世代のツールで誰もが適正な価格で仕事を得られる業界を目指します。




約2年間暖めてきた案件…

役所、組合、理事会、地権者の承認を得て
ついにある物件の設計がスタートします!

この案件はある地方都市の市街地再開発事業。

駅前という好立地にも関わらず木造住宅が密集し有効利用されていない
エリアを高度利用化し都市の活性化と防災性を高めようというプロジェクト。

地権者の従前の資産は新たに建設する再開発施設に権利変換され、
新築かつ防災性の高い住居に住むことができます。



空前の建築氷河期に「IT」を軸にビジネスを拡大する建築家の陰謀

「2つのボリューム模型」



基本設計が始まるまで約2年…
今回初めて再開発案件に関わりましたが、
これほどまでに長い準備期間が長いとは…。

地権者の取りまとめはもちろんのこと、
公的資金が入りますので役所の監視もかなり厳しいです。

この様な厳しい監理体制のもと、基本計画を進めてきましたので
かなり骨が折れました…。

ひとつのプロジェクトに関わる人が多ければ多いほど
こちらの仕事も多くなります。

地権者、組合、理事会、市、県、国
案が変わる度にそれぞれに説明です。

地権者一人一人が施主なわけですから、
もちろん中には文句を言う人々もいます。

でも事業を前に進めていかなければならないのです。

この事業がいかに大切で、地権者の方々の生活再建についても
いかに考慮しているのかを徹底的に説明し、納得して頂くのです。




僕は設計者という立場で参加しましたが、
全体の事業を統括するコンサルの方(一人で50人以上の地権者を対応)
には本当に頭が下がります。

事業を成功進めるために、
土日返上でこの2年間奮闘して頂いていました。

ふとある時、彼らの給料について知る機会がありました。
土日なしで365日働いている…
さぞかし稼いでいると思いきや…

その実情は僕たち設計者を下回るレベル…



知識と経験、ハイレベルのコミュニケーション能力が
要求されるこの職業、彼らにはもっと報酬が与えられるべきでは?

彼らの能力を最大限生かし、それ相応の報酬を得られる場が
あるのではないか?

そのためにはITというキーワードが必ず必要なのです!