引きこもり。
日常的によく聞く。特にメンタルヘルス界隈には多い言葉だ。
私は、引きこもりなのか?
あらためて考えてみた。
Googleによると、「引きこもりの定義」は
「ひきこもり」はさまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態のことをさします。 これは,なにも特別な現象ではありません。 何らかの理由で、周囲の環境に適応できにくくなった時に、ひきこもる」ということがありえるのです。
との事。
でも最近は引きこもりも多様化しているらしく
新しい定義がつくられるそうだ。
そうさね、主婦の引きこもりだの、趣味のイベントには行けるひきこもりだの訳が分からないもの。
以前は精神疾患でない人と条件に入っていた。
精神疾患を持った方で、引きこもりと自分を称している方は多いと思うが。
問題は自分だ。
働いてはいない。出かけることも家事以外は多くはない。友達はいない…。
はたから見れば立派な引きこもりでしょうなあ。
20代くらいは100%引きこもりだったかも。
なんで引きこもりをテーマに話しているかというと
私を支援しているところが「引きこもりの方の支援」団体なんだな。
本来なら、障害者系の支援団体にいるべきなんだろうし、実際にいたし、作業所(就労支援施設)にもいた。
が気が付いたら、55歳で引きこもりの支援団体に流れ着いたわけで。
そこらへんのいきさつは滅茶苦茶、長くなるからいつかに譲る。
そこの就労前準備訓練と大人の引きこもりの茶話会を利用している。
就労前準備訓練とは何かというと、今お世話になっている団体は小さな喫茶店を経営している。週に2日しか営業しないお遊びみたいな喫茶店だが、一応食事も飲み物も提供するし、手作りのお菓子なんかも売っている。
ここで働くのだ。週に1日から3日間、好きな時間帯に、好きなだけ。やることはなんでも、やれることはやる。料理やお菓子を作ったり、皿洗いもする。私は接客もする。
ただし給料は出ない。
私は週1日利用しているが、ただただ2時間働く?だけだ。
利用期間も自由。夏の間だけというのもOK。
別に教育されたり、指導されるわけでもない。
料理やお菓子の作り方は習うが、厳しくはない。
あくまでリハビリという位置付けなのだろう。
私は最年長の利用者だ。
家で料理してるからそうそう困ることもないが、私の曜日はほかの利用者がいない。まあいいけどさ。
大体20代、30代だし。スタッフよりも年上だし。(笑)
店長とスタッフと3人で、おしゃべりしながら働いて?いる。
世間との窓口だ。店長は普通の人だが、スタッフは今は心理士の人が手伝っている。
最近、スタッフが一人辞めて人手不足みたいで、時間をやりくりしてるのがわかるので、なんか悪いなという気がしているが。
あと、茶話会も参加しているがこれは次回に譲ろう。
喫茶店の卒業は大体B型の就労支援施設だ。
私は家のことがあるから、作業所へはもう行かないつもりだ。
「私の卒業ってなんでしょうね?」
と聞いたら
「居場所作りにいるのだから、64歳までいていいのじゃない」
と言われた。
引きこもりの支援の対象は64歳まで。そうながくもないな。
それまでに夢をかなえないと。
夢?それはまたいつかに・・・