先ずですが、気が付いたらもう明日までですね・日隈さん個展「響命」

 

明日は17時までですので良かったらお運び下さい。詳細は7月12日の

 

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ここからが今日の記事です。

 

水質汚濁が長年の課題となっている児島湖(岡山市・玉野市)の浄化

 

にむけ、国土交通省と岡山県が旭川水系から児島湖に水を流入させ、

 

希釈効果を高める「環境用水」を導入する方針を決めた。国交省が実

 

施の前提となる「豊水利用計画」の策定に取り掛かっており、既存の

 

利水事業や漁業への影響に配慮しつつ、早期の実現を目指す構えだ。

 

豊水利用計画の策定は中国地方で初めてとなります。

(この記事は7月12日の【山陽新聞社会面】からのご紹介記事です)

 

児島湖は岡山県が児島湖を堤防で閉め切って1959年に完成させました。

 

湖水が入れ替わりにくい閉鎖水域で、生活排水の滞留による水質の汚濁

 

が問題となっている。85年度に水質保全策が必要とされる国の指定湖沼

 

となり、県が86年度に水質保全計画を定めて生活排水対策などを進めて

 

きました。

 

水質は当初と比べて改善されているものの、汚れの目安となる科学的酸

 

素要求量(COD)は1㍑中8・3㍉㌘(2022年度)と国の環境基準(5‣

 

0㍉㌘以下)をクリアできていない。県はこれまで啓発事業を含めて様々

 

な施策に取り組んでおり、これ以上の劇的な改善は難しいと判断。環境

 

用水の活用を水質保全計画に盛り込み、河川管理者の国や推理関係者ら

 

と協議を重ねてきた。

 

国交省はこうした経緯も踏まえ、児島湖への導水を認めることとし、7月

 

上旬、流域自治体や企業でつくる旭川水系水利用協議会の会合で豊水利

 

用計画の素案を公表した。素案では、非かんがい期に旭川合同堰(岡山

 

市北区玉柏)から複数の用水路を経て、最大で毎秒2・4立方㍍の水を児

 

島湖に流入させることができると規定。岡山市北区の牧山地点の流量が

 

毎秒19・17立方㍍を上回ることなどを条件とし実施期間は3年を上限に

 

設定している。