早いものでもう11月も半分終わったのですネ。そんな時期ですが岡山


市南区を含む備南地域の干拓地で、県内出荷の8割を占める「千両ナ


ス」の収穫が本格化しています。農家は早朝から、つやのある黒々とし


た実の摘み取り作業に追われています。

 (このニュースは10日の【山陽新聞】からで画像もお借りしています)



冬季出荷の千両ナスは小ぶりで皮が柔らかく、食べると歯切れが良い


のが特徴です。備南地域ではJA岡山備南施設茄子部会が1969年


に栽培を始めました。現在は岡山市南区と玉野市にまたがる七区地


区を中心に91個が5.7㌶で栽培しています。年間約2千㌧を生産し


て主に関西や関東の市場に出荷していますが、料亭の食材や漬物と


して使われています。




福留博さん=玉野市槌ケ原=は南七区のビニールハウス3棟で栽培


しています。実一つ一つをはさみで丁寧に摘み取って収穫しています。


「今年も順調に育ちました。千両ナスは皮が軟らかいので、むかずに


調理するのがお勧めです」と話しています。



JA岡山備南営農センター(南区北七区)によると、例年並みの8月に


苗を植え付け、9月上旬に収穫を開始しました。10月には雨が多かっ


たため、日照時間が少なく成長が遅れ、9月中旬の台風18号の接近


では一部のビニールハウスに浸水などの被害がありましたが、10月


末からは晴れが続いて平年並みの育成に持ち直したと言われます。


収穫は来年6月末まで続くと言われます。



もう1件別ネタですが、日本郵便が手掛ける全国一律の郵便局サービ


スの維持に向け、自民党がまとめた基本方針の素案が8日に分かりま


した。第三者機関がグループ傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命保険か


ら負担金を徴収して、日本郵便に交付する制度を創設します。2018


年の通常国会に、議員立法による郵政民営化法の改正案提出を目指


します。   (こちらの記事は9日の【山陽新聞】からのご紹介です。)



現行制度では、ゆうちょ銀行とかんぽ生命が郵便局の窓口業務を担当


している日本郵便に対し手数料を支払っています。民間の契約であり、


今後、ITの活用や高齢化がさらに進んで郵便局窓口の利用者が減ると、


手数料も減額される恐れがあります。


素案では、将来も安定して全国一律のサービスを続けて行くために、制


度的な処置を導入すると明記しています。具体的には、総務省が選定し


た第三者機関が、郵便局ネットワークの維持に必要な費用を算定し、ゆ


うちょ銀行、かんぽ生命が支払う年約1兆円の手数料の一部を負担金に


衣替えするものです。手数料には消費税が消費税がかかりますが、負担


金にはかかりません。事実上、消費税の減免分が交付金として、郵便局


サービスの維持費に廻る仕組みになりそうです。


郵便、郵便貯金、簡易保険の郵政3事業を巡っては、郵政民営化法によ


り郵便窓口で一体的な提供が義務付けられています。総務省は税制改


正要望で、ゆうちょ銀行などが支払っている手数料に対する消費税を減


免するよう求めてきましたが、実現していませんでした。


 確かに私の周りでも、郵便よりもメールと言う動きも著しくなっていますが、

 年賀状だけは郵便でと思いますが、皆様方のご予定は如何なのでしょう。

 こうした傾向の中で、郵便離れも感じられる気がします。