何か暫くぶりの更新に成って仕舞いました。

小ネタで済みませんが、幾つか並べて見ましょう。


官兵衛始まりましたが、ちょっと関係の或る話から。

1/9の【讀賣新聞】から『秀吉とねねの木像修復』のニュースです。

《四百年の恋鮮やかに》という見出しが躍っていました。


豊臣秀吉の妻ねね(新選組・安富才助の出身藩の、木下家から嫁いでいます)

ゆかりの高台寺で、安置して居る秀吉とねねの木像が、造立後400年を経て、

初の本格的な修復を受け、往時の彩色がよみがえりました。

京都市観光協会などが主催する観光キャンペーン「京の冬の旅」に合わせ、10

日から公開されて居ます。

高台寺は秀吉の菩提を弔う為、1606年にねねが開いたものです。

秀吉像は高さ70㌢、ねね像は同60㌢。寺の創建と同時期の作と見られて居

ます。参拝者が秀吉とねねを偲んで手を合わせて来ましたが、傷みが激しく、

文化財修理を手掛ける工房「さわの道玄」寺が修復を依頼した物です。

造立時とほぼ同じ顔料を使い、秀吉像は白い衣に「小葵」、藤色の袴に「八ツ藤」

の文様をそれぞれ復元しています。ねね像も、金箔で唐草文様を施した緑の袈

裟「大掛絡(おおから)」をまとい、あでやかな姿に戻りました。

高台寺の真神敬仁執事は「仲むつまじいお二人を思い浮かべて、お参りして頂

きたい。」と話して居るそうです。


次の話題は「天空の石垣 修復へ」と題された、同じ1月9日の【毎日新聞】の記

事からです。

題字を見ただけで、もう判って仕舞う、あの場所の話題です。

兵庫県朝来市和田山町の、国史跡・竹田城址について、市当局は8日、今月下

旬から石垣の修復工事を始めると発表しました。

観光客の急増で傷んだ石垣や、表土の修復を進めると伝えて居ます。


市によると、昨年6月頃から、石垣から突き出た状態の石が目立つようになり、

50㌢突き出た石も見られました。表土が荒れて草も生えず、雨水とともに土砂

が石垣奥に流れ込み、押し出されたことが原因では?と言われて居ます。石垣

修復は、経年劣化などによる1980年度以来です。また、資材運搬にはヘリコ

プターによって土のうを運び、表土を覆う作業も進められます。

日程は未定ですが、ヘリ空輸時は全面入場禁止と成ります。

観光客は2011年度約98000人、12年度238000人でしたが、13年4~12

月で既に434000人に達して居ます。

市は3月20日からの観覧料徴収再開前に、工事を終えたいとしています。


観光シーズンまでには、修復を終えた「天空の城」が蘇り、私たちを迎えてくれる

事でしょう。楽しみですネ。

    未だ、ネタをキープして居ますが、また改めて更新します。