最近の新聞ネタからですが、一見何のつながりも無いようですが、実は…  

 全く関係はアリマセン、ハイ。


って冗談を言ってる場合じゃあ無いのが「黒子のバスケ」ですよネ。

30日の【朝日新聞】が書いて居ましたが、1年位前から、人気漫画の「黒子のバスケ」の撤去をと迫る脅

迫状が、大手の複数チェーン店の送られて来ています。顧客の安全のために撤去を決めた書店が出る

一方で、販売継続の書店も有ります。何故対応が分かれたのか、分析して居ます。

    商品撤去   「安全を重視」

週間少年ジャンプ(集英社刊)に連載中の「黒子のバスケ」に関連しては、1年ほど前から脅迫が相次ぎ、

出版社が関連イベントを中止したり、コンビニが関連商品を店頭から撤去したり、という事態に成っています。

漫画を含めて、全ての関連商品を撤去するのは、レンタル大手の「TUTAYA」を展開するカルチュア・コンビ

ニエンス・クラブです。同社の広報室によると、全商品の撤去を求める脅迫状が15日に届いたと言います。

11月3日までに撤去しなければ、客の生命に危害を及ぼすと言う内容で、同時期に脅迫状が届いたセブン

ーイレブン・ジャパンが、関連商品の菓子を撤去したことも配慮して、28日に全店舗からの撤去を決めたそう

です。「お客様の安全を重視したと説明して居ます。

   販売継続   「言論の自由」

一方、同様の脅迫状が届いた紀伊国屋書店、三省堂書店など多くの大手書店チェーンは、販売を継続して居

ます。「撤去する考えはない」というジュンク堂書店によると、これまでも特定の本に付いて「著者に問題がある」

などと撤去を求められたことは有るが、応じて居ないと言って居ます。「本は表現作品であり、書店は読者に届け

るために預かっている。軽率には撤去出来ない。」と言って居ます。やはり脅迫状が来たが撤去しない宮脇書店

は、「表現、言論の自由に関わる問題だ。」と言って居ます。


集英社広報部は「販売店の、個別の判断についてはお答えする立場にない。一貫して警察への捜査協力を続け

て行く」としています。「TUTAYA」と同様に10月中旬に脅迫状や犯行声明が届いたのは、警視庁が把握して居

るだけで、コンビニや報道機関など200社以上に昇っています。いずれも「黒子のバスケ脅迫事件の犯人一味

の怪人801面相」を名乗り、毒入りの菓子「ウエハース」をコンビニの店頭に置いた、などの内容だと言う。警視

庁は報道機関に届いたウエハースの実物を鑑定したが、毒物などは検出されなかったと言って居ます。

    脅迫状は  こだわる郵送、消印はバラバラ

何が目的なのか。犯行声明には「とにかく動機は(作者への)怨恨や」とありますが、作者自身は警視庁の事情

聴取に「心当たりはない」と答えて居るそうで、動機ははっきりして居ません。

多くの脅迫に共通しているのは、電話やインターネットを使わず、郵送にこだわっている点です。(足が着き易い

事からでしょうが)ただ、封筒の消印は「さいたま副都心」「尼崎」などバラバラだと言われます。文面にも一部違

いがある事から、模倣犯が混じっている可能性も有るのではとも考えられるようです。

警視庁は威力業務妨害の疑いで捜査に当たり、郵便ポスト周辺の防犯カメラの解析も進めているそうです。ただ、

捜査員の一人は「ポストの数は多く、消印だけでは投函時間も絞りにくく、投函者がカメラに写っていても、郵便

物と一致させるのは難しい」と話しているそうです。いずれにしても、世間を相手にしているこの種の犯罪が、一日

も早く解決して楽しく安心して漫画が読めるように成って欲しい物ですネ。


そして、もう1つの話題は「カルピスソフト」です。実は先日消費期限間近のこの商品に【半額シール】が貼られて

店頭に並んでいました。丁度マーガリンが残り少なに成っていたことも有って、これまで知らなっ方商品ですが、

試しに購入して見ました。翌日試食してみたら、あの甘酸っぱい風味が何とも言えず美味でした。その直後の

29日の【山陽新聞・夕刊】に、カルピスソフトの開発スタッフさんが紹介されていたのです。


Jーオイルミルズというのがメーカーの名前です。パンに塗って、子供にも大人にも人気のカルピスの味を楽しめ

る、低脂肪のマーガリン類なんです。健康志向やパン食の広がりも追い風と成って、3月の発売時から売れ行き

は順調だそうです。(知らなかった私が恥ずかしいです。)年間の売り上げ見通しを、当初の2倍に引き上げたヒッ

ト商品と成っています。

2007年にユニリーバ・ジャパンから「ラーマ」ブランドで知られるマーガリン事業を継承した会社です。減塩タイプ

やバター味など商品構成を拡大する中、軟らかい生のパンに塗れるマーガリンの開発を模索してきたと言います。

開発担当の一人・寺南亜紀さんは「パン食の拡大に伴い、食べ方も多様化して居ます。通常のマーガリンだけを

塗る人が減る中、新しいスタイルを提案したかった。」と語ります。

女性だけの開発チームで行きついたのが、知名度の高いカルピスだったそうです。「飽きがこなくて、すっきりした

甘酸っぱさが魅力」と試作に漕ぎつけます。開発当時はカルピスの製造会社がJ-オイルミルズと同じ味の素グ

ループだったため、提案もスムーズにいった」と振り返ります。


しかし、カルピス味の再現には苦労したそうです。脂肪が主成分のマーガリン類に、そのままカルピスを混ぜても、

油脂に覆われて風味は出て来なかったと言います。「口の中にカルピスの風味を感じられるよう、香料や油脂の

配合を工夫して、50種類以上試作を重ねました。カルピスの本家会社からお墨付きを貰った時は嬉しかった」と

話しを結びました。


購入した(半額シールにつられてですが…(^_^;))翌日我が家に来た孫(高1)は、美味しいなー、これって当たり

じゃなあ!」と、舌つずみを打っていました。    未体験の方も、是非一度食して見られたら如何でしょう。

      私は結構気に入りましたけどネ。    関係の無い二つの合わせネタでした。