今は学校などの制服は、男女ともブレザーが主流に成っているようですネ。

以前というか、昭和1桁辺りから、所謂「国民服」(若い方は知らない言葉でしょう)から、男子は詰襟

の学生服、女子はセーラー服の時代が続きました。

学生服のブランド名にも、日露戦争を制した乃木将軍から取った「乃木服」、日本の象徴で世界遺産

にも成った「富士」を冠にした「富士ヨット」など良く知られて居ました。現在も繊維の街と言う一面を持

って居るのが、道路と鉄道の併用橋の瀬戸大橋の本州側、倉敷市児島です。年二回の繊維まつりも

盛大に開催されて居ます。学生服はブレザー化し、しかもデザイナーブランド化なども進んできている

と聞いています。そんな児島の能力を生かし、活路を見出したのが「ジーンズの街」と言うものでした。


過って若者を中心に絶大なにんきで、日本を代表するブランド力を誇っていたのが、岡山市に本社を

持つ老舗ブランド「BOBSON(ボブソン)」でした。2年前に経営破綻し、市場から姿を消して居ましたが、

創業家が一度手放した商標権を買い戻して再挑戦しています。


今年4月に阪神百貨店梅田本店に、女性用ジーンズの売り場を確保、以来往年のボブソンファンらを

中心に売れ行きも順調に推移していると、5月9日付けの【産経】にも紹介されて居ました。

商品は裾が拡がっている「フレアタイプ」、ピッタリした「タイトストレートタイプ」のジーンズで、いずれも

13.650円と従来の価格帯とほぼ同じに成っています。落ち着いたデザインと高い伸縮性が特徴です。

過っての人気を知る30~40代を中心に売れ行きが好調だったのを受けて、試作販売から正式にデパ

ート進出に踏み切ったとしています。


そして次の話題は昨年8月にも触れた美作圏での「田んぼアート」の新顔登場の話題です。

岡山県北の所謂美作国の一円には、「田んぼアート」が盛んです。というか最初「虎ちゃん田んぼ」(タイガ

ース田んぼ)を皮切りにそれを追従する形で「ジャイアンツ田んぼ」「カープ田んぼ」の3つが競ってきました。

しかしタイガースは10周年を機に、昨年を以て終わりに成って仕舞いました。


そんな中「NARUTO」参上という記事を、25日の【産経】で見かけました。今年は美作国建国1300年を記

念した行事がどっさりのこの地域で、岡山駅と津山から北の因美線・鳥取県の智頭間と、姫路・新見間の姫

新線のうち、新見~佐用(兵庫)間には奈義町出身の漫画家、岸本斉史さん原作の「NARUTO-ナルト」を

デザインした列車が走っています。

津山市堀坂の田んぼには「NARUTO-ナルト」の主人公、うずまきナルトの絵柄がくっきり浮き出て来たと

新聞は伝えて居ます。


縦50㍍×横60㍍の田んぼに「NARUTO-ナルト」をと、県や地元農家らが企画、4色の古代米などの苗が

約20㌢まで伸び、くっきりした絵柄に成りました。

田んぼは美作滝尾駅のすぐ近く、「NARUTO-ナルト」のラッピング列車に乗って、車窓から田んぼを眺め

て、ナルトを満喫してみては如何でしょうか、きっと楽しいでしょうね!!