こんにちは。
今回のテーマは「三田五丁目西地区地区計画」です。
三田五丁目西地区地区計画は昨年の１０月に
計画決定された事業です。
弊社は田町駅・三田駅が最寄駅ですので関心があるところです。
本地区は、地下鉄白金高輪駅の近傍に位置し、
住宅・業務・商業・工場等の多様な地利用がなされている地区です。
白金高輪駅周辺では、放射第 1 号線西側の地域において、
市街地再開発事業により多様な用途が計画的に配置された市街地の形成が図られています。
また、品川駅につながる分岐線の計画が示されている都市高速鉄道第７号線沿線に位置する当地区は、
品川駅周辺に整備される国際競争力強化の拠点との連携や地域の活性化等が期待されています。
一方で、当地区内部は細街路に面して老朽化した木造建築物が密集しているとともに、
工場機能や居住機能が混在しており、市街地環境や防災性の向上が課題となっています。
港区まちづくりマスタープランにおいて、
居住環境と商業や業務、交流などの機能が調和した土地利用を誘導する地域として、特にものづくり産業と居住環境とが調和した土地利用を誘導するとしています。
また、地域の個性であり活発な活動を続ける商店街の維持・発展や、交通バリアフリーなどの推進による地域間移動の利便性向上を図ることが示されています。
さらには、白金高輪駅東部地区まちづくり構想において、交通利便性を生かし、商業、業務、工場及び住宅などが共存する複合市街地の形成や、駅周辺エリアのまちづくりの方針として、
多様な用途による駅前拠点の形成、地域の拠点としての交通結節機能の強化、地域に親しまれる緑やオープンスペースの整備が示されています。
このような背景を踏まえ、本地区においては、
敷地の整序・集約化による木造建築物の密集の解消に併せて都市基盤の整備を行い、防災性の向上や安全で快適な歩行者ネットワークの形成を図ろうとしています。
また、建物の高度利用により、商業、工場及び居住機能を適切に配置するとともに、
緑豊かなオープンスペースを整備し、市街地環境の向上を図り、駅周辺エリアのまちづくり実現のため、新たに業務機能を導入するなど、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新により、安全で快適かつ緑豊かな複合市街地の形成を図ろうともしています。
それではまた。
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