先日、ママサムは一方的に彼氏と呼んでいるイケメン先生🍎の居るクリニックへ行った。

いつものように血液検査をして、診察室で先生とおしゃべり(という名の問診)。

 

先生は浮腫みがないかを確認するために、手やふくらはぎを触るらしい。

もちろん正当な行為であり、ママサムは寧ろイケメンに触ってもらえると喜んでいる。

そして先生にとっては極めて重要な「大きくなっていないか確認」。

 

お腹あたりをポムポム🍮と指で押して確認するが、毎回微妙な顔をされるそうだ。

そのたびに「まだいける」→「もう少し食べる量を少なめに」→「野菜食べて」→「何も食べなくていい」と順調にレベルアップしていったが、今回のママサムはいつもとちょっと違う。

 

 

この日、ママサムはズルをして行ったのである。

 

 

お腹まわりのお肉をきゅっと引き上げるガードルを履いて臨んだ。

きっと指でつんつんとした先生は「おっ、お腹がへっこんでる!」と褒めてくれる。

そんな淡い期待を抱いて、ガードルの締め付けにふぅふぅ言いながら診察室へ!

 

 

手やふくらはぎを触ったら、いよいよ腹だ。

よしどこからでも来るがよい、今日のわたしの腹は違うのだ。無敵だ。

 

 

 

ぷに。

 

 

やっぱり先生は一枚上手であった。

ガードルによって引き上げられた、いつもはお腹にくっ付いているお肉。

先生は引き上がった先の胃のあたりをつんっとしたのである。

 

ガードルなんて履かなければよかった。

むしろ通常のおパンツのほうが満遍なくお肉がふよふよする。

 

苦しい思いをしたうえに、寄せ集められたお肉をつんつんされ、先生には無言でにやりとされたようだ。

 

 

そして今回の先生のありがたいお言葉。

 

料理は味付けするな。

味のないご飯は美味しくなくて自然と食べなくなる。

 

 

ああ、なんてありがたいお言葉。

今日からママサムは、にゃんこでも食べられるような味無しご飯にしよう🐈

 

健康のために言ってくだすっているのだ、しっかりと聞かなければいけない。

そして母娘にゃんこに大変にばかにされているママサム。

同じ釜の飯を食えば、少しは仲良くなれるかも知れない。

 

ママサムよ、みんなあなたのためを思って言っている。

さぁ、にゃんこと並んで食べよう。

 

 

うりこ