ここに書くのは小学3年生の娘のこと

書くべきか悩んだ中で

少しでも『嘔吐恐怖症』について

知ってもらいたいと思い

勇気を出して言葉にすることにしました

今現在は症状はかなり改善しています






給食だけではなく
家での食事でさえも食べられなくなってきた娘。


そんな中、
もうひとつの異変が起こりました。


その日は週末で、
チアダンスの大きな舞台がある日でした。
娘は4歳からチアダンスをしています。


衣装を着てヘアセットも済ませ現地へ向いました。


ところが、

「気持ちが悪い」

と言って舞台に立つことができませんでした。


そのまま自宅に帰ることに。



私の頭の中は目まぐるしく動いていました。


『ただ事ではない』


それだけはわかっていました。


だけど、
舞台に立てなかったことを
誰よりも悔いているのは娘のはず。


「しょうがないよ!そんな日もあるよ!」


そう声をかけることしかできませんでした。



自宅に戻り
娘が落ち着いた頃を見計らって
ひとつの提案をしました。


「今日の自分の気持ちを紙に書いてみようか!」


「うん!」



「今度はさ、
そんな自分にかけてあげたい言葉を書いてみよ!」


「うん!」



書いた後の娘はスッキリとした顔になりました。


「うんうん。大丈夫だよ!」

そう言いながら娘をギュッと抱きしめました。





『はいたらやだ』


この言葉に
娘の本当の気持ちを見た気がしました。



2年生の時のチアのイベント後の打ち上げ