息子4歳、娘9ヶ月
当時の2人がそのまま描かれています。
そしてガラス越しに写真を撮る6歳の息子が写ってる(笑)
娘が生まれる前、息子にそっと言った。
「妹ちゃんはね、
息子の妹になりたくて
お母さんのお腹に来てくれたんだよ」
息子のことが大好きで来たんだよ、と。
鼻の穴を膨らませ
目をキラキラと輝かせた息子。
そうして、
息子にとって目に入れても痛くない妹が誕生した。
娘にとって息子は兄というより父のよう。
最近は祖父のようだよ…
娘は兄を名前で呼ぶ。
仮に息子が太郎と言う名なら「たろー」と呼んでる感じ(笑)
一度も「お兄ちゃん」と呼んだことはない。
呼ばせようと思ったこともなく、自然と名前で呼んでいた♡
そんな兄が、
ある日突然入院した。
娘は当時5歳。
娘なりに兄の病気をわかろうとしていた。
息子が1型だとしても、
娘に我慢はさせたくないと思った。
どうしても息子優先になってしまうことはあるけど。
食べたいものは食べる!
兄の前でも好きなものを食べてる。
行きたい所には行く!
兄を留守番させてでも行く。
やりたいことはやる!
興味があることはやる。
娘には娘の人生を歩んでもらいたい。
そして息子はそんな妹を目を細めて見守る。
おいしいものを食べれば、
「おいしい?」
と聞き、
行きたい所には行けば、
「楽しかった?」
と聞く。
やりたいことをやれば、
「がんばったね!」
と頭をなでながらほめる。
1型糖尿病になっても息子は変わらない。
そんな兄を持つ娘も変わらない。
もうすぐ4年。
これからも変わらない日々を過ごしていこう。


