入院3日目は夫が見舞いに行きました。

 

私と娘はのんびりと家で過ごしていました。

 

笑顔でお昼ごはんを食べている息子の写真が送られて来たので、ホッとしました。

 

 

4日目は私が見舞いに。

 

主治医のG先生から、

「この日はポンプ交換をして、特に問題がなければ退院する日にちを決めましょう」

と言われていました。

 

 

早く退院したい息子はインスリンポンプの説明書で予習復習をして、気合十分でこの日を迎えました。

 

 

私が病室に着くとセンバツ高校野球を観戦して、余裕な息子。

 

元気そうな姿にホッとしました。

 

 

間もなくG先生が来て、

「それじゃあ、ポンプ交換をしていきましょうか!

今回はお母さんに交換してもらいます~」

 

 

息子がずっこけるのが分かりました。

 

 

「インスリンのバイアルを持って来るので、

交換の準備をして待っててください」

 

と言ってG先生が退室した途端息子が、

 

「お母さん!頼むよ!

オレの退院はお母さんにかかってる!!」

 

「まかせて!!お母さんも予習復習完璧よ!!」

 

 

息子の熱い視線を感じつつ、途中息子の指導も入りましたが無事にポンプを取り換えることができました。

 

 

それを見たG先生から、

「何の問題もありませんね。

そしたら、明日の朝一で退院しましょう!」

と言ってもらえました。

 

 

G先生が退室すると息子が、

「お母さん!よくやったね!ありがと~!!」

とうれしそうに言いました。

 

息子に褒められて照れ隠しに、

「お母さんはやればできるのッ」

と笑いながら言いました。

 

 

この日の面会時間もあっという間に終了。

 

 

息子はニコニコの笑顔で見送ってくれました。

 

 

病院の外に出ると桜の花びらが風に舞っていました。

 

それを見て、

「やっぱりきれいだなぁ」

と思えました。

 

 

そして今日はちっともつらくない。

 

 

ポケットからこぼれ落ちそうなインスリンポンプ。

ウエストポーチが苦しかったようでポケットに入れられていました。

 

 

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