息子の病院は院外薬局に処方箋を出すことになっています。

 

病院の近くにも薬局はありましたが、自宅近くの薬局にお世話になることにしました。

 

そこはK先生の内科の隣の小さな薬局でした。

 

 

退院して2週間後、定期受診で処方箋が出ました。

 

「もしかしたら断られるかな…」

と少し不安な気持ちで薬局へ行きました。

 

 

いつものように処方箋を出すと、

薬剤師さんの動きが止まりました。

 

そして、

「あの…もしかして1型糖尿病ですか?」

と言いました。

 

私が無言でうなずくと、

 

「分かりました。

今在庫がないのですぐに取り寄せます。夕方には届くと思うので、ご自宅まで持って行きますよ」

と言ってくれました。

 

私はホッとして、

「夕方取りに来ます」

と言いました。

 

 

退院した頃はインスリンの量を減量していましたがハネムーン期も重なり、減らしても減らしても低血糖になってしまうことがありました。

 

そこで薬局にグルコレスキューを取り寄せてもらうことにしました。

 

その時薬剤師さんが、

「グルコレスキューは必ずストックしておきますので、安心してくださいね」

と言ってくれました。

 

 

いつもは定期受診の翌日、私が一人で薬局に行っていましたが、薬剤師さんが毎回息子の様子を気にしてくれるので、土曜日に息子と一緒に行くことにしました。

 

息子が、

「いつもありがとうございます」

と言うと、

 

「注射はなれたかな?

困ってることはないかな?」

と息子に色々と聞いていました。

 

 

この後からは、時間があれば息子が一人で処方箋を持って薬局に行くようになりました。

 

 

コロナ禍で定期受診を電話診療に切り換え、現在は3カ月に1度程病院を受診しています。

病院に使用済みの針を持って行けずに困っていたら、薬局で回収してもらえるようになりました。

先月も、使用済み針と処方箋を持って息子が薬局に行きました。

 

 

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