今年はいつになく早期にインフルエンザが流行りだしました。
そして、私も何と、そのインフルエンザに罹患してしまいました。
私の記憶にある限り、初めてのインフルエンザです。今年はまだ予防接種をしていません。
38℃を超える発熱なんていつ以来のことでしょうか?
幼少時、熱が出ると、母親は缶詰の桃(シロップ漬け)を食べさしてくれました。
おいしくて、おいしくて、"発熱特権"でした。
中学生時代、私は38.5℃くらいの熱はへっちゃらでしたが、発熱があると、保健室で休息することになっていました。
私にしてみれば、発熱があると「やったー!」とルンルン気分で保健室へ行きました。保健室では憧れの養護教諭、田〇先生に会うことができます。恵みの発熱でした。
今となっては、それらは昔の夢です。
私の現在の"平熱"は35.5~35.8℃と36℃に及びません。
ですから、今回のような高熱はつらいです。
ただ、私はそんなことではひるみません。
せっかく、めったに遭遇しないインフルエンザを体験した以上、未来(あと何年未来があるんだ?)に向けて、できるだけ治療せず、自然経過をみて、記録に残すことにしました。
ピンチをチャンスに! なんちゃって。
初稿では途中、1日ずれた記録になっていたので、書き直しました。私がこの経過をメモした「アルビレックス新潟サポーターズハンドブック」の曜日は右上にちょこんと書いてあり、1週間が月曜日から始まることとも相俟って、間違い易いです。(←言い訳です。)
こんな風です。
よろしかったら1事例として参考にしてください。
尚、眠気や倦怠感に影響を与え、インフルエンザの自然経過を観察できなくなるため、アルコールは9月29日を最後に中断しています。
9月29日(金)
アルビレックス新潟勝利→気分爽快ゆえ、「風味爽快ニシテ」で乾杯。
いつもより早く眠くなる。たかがビール1缶で。
9月30日(土)
5時起床。オーガニックファーマーズ朝市村へ。なんか熱っぽい。
10時、体温38.5℃! 何十年ぶりか? 咳、痰を伴う。ん、おかしい。
念のため新型コロナ抗原検査
ただ、タイミングが早過ぎるかも。
辛いので、常備のアセトアミノフェン200mgを1錠服用。
→14時頃には37.4℃まで解熱。
食欲はあるが、いわゆる"口がまずい"状態。
22時20分、体温が再び38.5℃まで上昇。
たまらず、"魔法"の薬、ロキソブロフェン60mgを1錠服用。
とりあえず就寝。夜中は頻繁に覚醒するも再眠は良好。
とにかく全身がキツイ。動きたくない。
10月1日(日)
朝から相変わらず咳と痰が続く。鼻汁も出る。
体温は38.1℃から徐々に上昇し、10時20分に38.5℃に達する。
再度ロキソブロフェン60mg服用し、明日は休暇を取り、診察を受けることにする。
体温は徐々に下がる。これ以上の服薬は当面中断する。
夕方、YouTubeで新潟レディースのカップ戦決勝進出を見届けブログを書く。
その後食事。食欲は良好。
終日寝たり起きたり。
10月2日(月)
欠勤し、朝9時に近くの診療所へ電話し、発熱外来診療予約。11時30分から。
11時30分、受診。インフルエンザAと診断。体温37.4℃。
抗ウィルス薬ゾフルーザ20mg 2錠+鎮咳去痰薬処方。
10月6日(金)に予約していた新型コロナウィルスワクチン接種をキャンセル。
帰宅後すぐにゾフルーザ服用。(発症から48時間以上経過してしまったが。)
14時、体温37.4℃。
どうしようか迷ったが、最後の服薬ということでロキソブロフェン60mg服用。
以後、一切の対症薬を服用せず、ひたすら自然経過をみる。
今週いっぱい通勤NG。家庭療養で様子観察。
「食物がおいしくない」状態継続。
連日の寝たり起きたり状態。
寝たきり老人にならないよう、注意が必要だ。
10月3日(火)
体温は36.6~37.4℃くらいで推移。
体がだるく、寝たり起きたり(笑)。
発熱下で午前中にもかかわらず、ぼーっとしている。
咳、痰はまだしっかりある。
口のまずさはまだ戻らず。
久しぶりに肉野菜炒めを食べる。
味がイマイチ。
SWL(短波受信)再開。19時台、7425kHzのRadio New Zealand Internationalが良好。
10月4日(水)
9時、体温35.6℃。ようやく"平熱"に戻る。
しかし、日中は36.1℃内外で、なんとなく熱っぽい。
食後発汗が苦になる。咳、痰も変わらず。
この日の最高体温は18時30分、入浴後の36.5℃。
昨日の肉野菜炒めが、この日はおいしい。
10月5日(木)
体温は36.1~36.2℃。夕食直後は36.6℃。
食後の発汗は目立たなくなる。
咳はほとんどないが、痰が絡む。
口のまずさはない。
通常の食事でよし。
10月2日締め切り(延長許可済み)の原稿執筆終了。
10月6日(金)
6時の体温は35.6℃。
体調はほぼ回復。
普段は自転車で行くスーパーへ徒歩で買い物。
途中、原稿送付。
食事は通常通りで問題なし。
わずかに痰が絡み、時に排痰努力が必要。
明朝、オーガニックファーマーズ朝市村へ行くのは問題なかろう。
【反省】
10月1日(土)、コロナ抗原陰性の段階で診断を求めて診療所へ行くべきでした。土曜日でも12時30分まで診療していますから。そうすれば、絶妙のタイミングで抗ウィルス薬を服用することができ、もっと軽く済んだ可能性があります。
ん、大丈夫か?と思ったら、躊躇せずとりあえず受診しましょう。
※10月22日(日)追記:
痰が喉にからむことがなくなり、ようやく"完全"回復しました。結構長く尾を引くものです。
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