【背景】
このシリーズを思いついたきっかけは朝日新聞(名古屋)2022年9月16日朝刊の社会面にあった「愛知が観覧車王国のナゾ」という記事です。
愛知県には13基の観覧車があり、県別観覧車数では全国1位なのだそうです。
その記事に触発され、私の旅行写真から観覧車を拾ってみることにしました。
私は車窓の山や車窓の城ほどには観覧車にそれほど関心がなく、特別のファイル(フォルダー)を作っていませんでしたが、写真のファイリングはそれなりに整理されているので、観覧車が写っていそうなフォルダーを逐一開いていき、愛知県の観覧車6基の写真をみつけました。
山や城と違って、小さな対象物ですので、私の古いデジカメでは画質にも限界がありますが、興味のある方はご覧ください。
【蒲郡市の観覧車】
第5回は三河地方、岡崎市と豊橋市の間にある蒲郡市の観覧車です。
蒲郡市の三河湾に面する海陽町にラグーナテンボスとかラグナシアとか呼ばれるテーマパークがあります。(ラグナシアとラグーナテンボスの関係はよくわかりません。)
ここに大きな観覧車があります。
この近くを走るのはJRの東海道本線(在来線)と東海道新幹線です。両線はほぼ平行したり、接近したり、あるいは交差したりしながら東京-名古屋-阪神(在来線は神戸まで、新幹線は新大阪まで)を結んでいます。
ラグーナテンボスの観覧車はその両線からよく見えます。
名古屋から東京方面へ向かうと、在来線なら蒲郡を出てすぐ、新幹線なら三河安城駅を過ぎて少しいった付近から海側を見ると「三河大島」が見えてきます。下の写真中央部でこぶになっている島です。その左側、ちょこんとした島は「小島」です。そして遠くに広がるのは渥美半島、田原市方面です。
2017年2月4日15時03分(新幹線)
間もなく右手(海側)に日本に残る数少ない「クラシックホテル」のひとつである「蒲郡クラシックホテル」が見えてきます。この付近は在来線と新幹線がやや離れているため、在来線からの方が少しよくわかります。
新幹線からの画像で、右側に見える島は愛知県の竹島です。
そして同じ方向、何やら大きな像が見えます。
蒲郡クラシックホテルの開設者、瀧信四郎が蒲郡市内の三谷(みや)町に寄贈した「子安弘法大師像」です。車窓からだと後ろ姿しか見えませんが。
やがて列車は在来線なら星越山トンネル、新幹線では星越トンネルに入ります。
トンネルを出て、すぐに観覧車が見えてきます。
大きな観覧車は新幹線からも在来線からも目立ちます。
東京出張の際、往復ほぼ同じ場所で新幹線から撮った画像がありました。
夕方、日没間近の空を背景にした観覧車です。
2017年4月14日18時09分(新幹線)
夜はライトアップされますが、古いデジカメではこんな画像です。
2018年5月16日22時00分(新幹線)
ということで、次回は名古屋市の観覧車の予定です。
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