現役引退です。
いや、サッカー選手ではありません。私のことです。（笑）
今、このあたりでは桜が満開に近付いています。
今朝の通勤途上からみた川沿いの桜も見ごろでした。土手の菜の花が、桜を引き立てます。
そんな今日、私は今の職から退くことにしました。
理由は簡単です。世代交代です。
思えば、前職場を退職して、いくつかのオファーの中から選んだのが、さして処遇（給与）がよいとは言えない、むしろそのことが私にとっての安心材料だった今の職場でした。
そう、9年前のことです。当初は3～5年で辞める予定でしたが、なんやかやと今までグズグズしてしまいました。とはいえ、振り返ればあっという間でした。
その9年の間、"現場"の仕事もありましたし、いやいやとは言え年に数十回の出張があり、東奔西走しました。ここ2年間はコロナ禍でオンライン会議に取って代わられましたが。
仕事はともかく、あちこちの美術館や博物館へ足を運ぶことができましたし、ブログの「鉄道日記」、「旅日記」のネタもたくさんありました。今となっては懐かしい思い出です。
ここ1～2週間は職場の整理に追われ、今日、部屋は完全に明け渡し状態になりました。
明日から、ここに私の居場所はなくなります。
今日の終業時にはお別れということで花束をいただきました。
とても立派なもので、とりあえず花瓶にさして、後でじっくりとアレンジする"予定"です。
「退職」ということで、今の仕事からは引退しますが、それでも次の居場所は敷地内にある向いの建物で、組織外へ出るわけではありません。多分、今日までの職員とはしょっちゅう顔を合わせることになるでしょう。
私の後任を含め、彼らにいろいろ言える立場にはありますが、それはやりません。
政界やスポーツ界を見渡すまでもなく、「長老支配」に未来はありません。ですから、「長老」になる前に身を引くことにしたのです。
今後はかなり時間的な余裕ができます。
久しぶりにカルチャーセンターで何かを学ぼうかとも思いますが、まずは生活のペースを整えることから始めようと思っています。
5月27日追記：古いブログを探っていたら、ここへ来て3年目の6年前には「あと2年くらい頑張るか」と思っていたようです（笑）。結局ズルズルと延ばしちゃったってことでした。
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