ルーマニア国際放送（Radio Romania International，RRI）からの受け売りです。
今年は日本とルーマニアが国交を樹立してから100年になります。これを記念して、ルーマニアではいくつかの事業が行われています。
ひとつは7月7日に発行される新しい銀貨です。額面はわかりませんが、表にはブチェジ山脈のカライマン峰が描かれ、裏には日本の鳥居と富士山のイメージが重畳されているようです。
もうひとつは6月24日、首都ブクレシュチのARCUB（ブカレストアートカルチャー）で開催された「着物がイャ*と出会う（羅：Chimonoul întâlneşte ia； 英：Kimono meets ia**）」という展覧会で、ルーマニアで活躍されているデザイナー、船津亜矢子さんの協力のもと、7月22日まで開かれています。
[*イャ，ia＝ルーマニアの伝統衣装]
[**Chimono＝Kimono、ul は定冠詞（ルーマニア語の定冠詞は語尾に着く）］
オープン日には植田浩駐ルーマニア日本国特命全権大使が挨拶され、RRI 英語放送ではその挨拶がそのまま電波に乗りました。
こういったニュースやフィーチュァーものが英語以外の言語で放送されているのかどうか確認しませんでしたが、もしかすると、日本の聴取者はルーマニア国際放送英語セクションにとっては一大勢力なので、敢えて英語放送のプログラムに取り入れたのかもしれません。
一方、日本はと言えば、私が知る限り特段大きな動き、イベントはないようです。
一昨年の日本・ハンガリー外交関係開設150周年、日本・オーストリア友好150周年にはそれぞれ記念切手が発行されたのですが・・・
＜日本ハンガリー外交関係開設150周年記念切手＞
＜日本オーストリア友好150周年記念切手＞
ルーマニアは日本の「友好国」のひとつですし、コインとはいいませんが、せめて切手ぐらいは発行してもよいのではないかと思ったりもします。
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