北欧フィンランド生まれで日本でも人気のあるムーミンが誕生して75周年ということで、ムーミンの展覧会（ムーミン展）が日本を巡回中です。
おりしも、今年は日本とフィンランドが外交関係を樹立して100周年ということでもあり、共同主催の朝日新聞ではこんなに大きな記事というか、記事を装った（笑）広告を掲載しました。
名古屋でもこの12月7日から開催されています。
私はムーミンのことをあまり知らないのですが、せっかくの機会ですので行ってきました。
場所は大丸松坂屋百貨店が経営する松坂屋名古屋店にある松坂屋美術館です。
デパートの内部は基本的に撮影禁止だと思いますが、この美術館の展示室入口にはフォトスポットがありました。
トーベ・ヤンソンの作品の中には新聞の広告なんていうのもありました。
とにかく、トーベ・ヤンソンがあちこちに描いた原画がいっぱいで、しかも各作品は小さいので近づかないと見えないので結構疲れます。作品数が500点もありますし。
トーベ・ヤンソンは日本が大好きで浮世絵にも興味を持っていたようです。会場では原画と浮世絵のを並べて展示してあるコーナーがあり、興味を持てました。
浮世絵の影響を受けたかどうかはわかりませんし、それについては展示会では論じられていませんでしたが、並べられた絵を比べてみると、共通点もありそうです。
会場はそこそこ混んでいました。年齢層も幅広かったと思います。
名古屋でのこの展覧会は2010年1月19日まで開催され、その後、4月11日から5月31まで岩手県立美術館、7月4日から8月30日まで大阪のあべのハルカス美術館、9月12から11月31日まで札幌芸術の森美術館、11月14日から2021年1月11日まで熊本市現代美術館、1月23日から3月14日まで静岡県立美術館へ巡回する予定です。他都市も追加になる可能性がありそうです。
名古屋会場は年末年始の休暇中に混雑しそうな気がします。
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