オオスカシバ | (新)なごやん

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名古屋からJリーグ アルビレックス新潟に熱い思いを送ります。旺盛な好奇心そのままに、アルビネタに留まらず、鉄道、芸術、SWL(短波・海外放送受信)、昆虫、等々、思いつくまま書いていきます。
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 私の自転車通勤路にはこんな場所があります。歩道に沿って様々な木々が植えられています。その中にはクチナシもあります。先日、ひょいと覗くと美しい(と、私は思うのですが)昆虫がいました。

 この画像に写っています。見つけられましたか?

 

 よくわからなかった方は下のアイコン(笑)をクリックしてください。

←これをクリックです。

 

 そう、スズメガ科のガ(蛾)、「オオスカシバ」です。

 食草はクチナシです。

 下の標本は高校生時代に捕獲したもので、ずいぶん傷んでしまいました。それにしても、オオスカシバ(大透翅)とはよく言ったものです。翅が透けていますからね。

 小型の「コスカシバ」というガも存在します。ただし、コスカシバはスカシバガ科の昆虫で、オオスカシバの小型版ではありません(笑)。

 

 このガは姿かたちがハチに似ているのも特徴で、スズメガ(雀蛾)科の中でもホウジャクガ(蜂雀蛾)といわれる一群(亜科)に属します。

 クチナシの葉の間を縫って、ホバリングしながら、さまざまな姿を見せてくれます。

 

 昼間に活動するガで、ファンも結構多く、私も観察し始めたきりがなく、飽きません。なかなかこの場を去り難く、この日ももう少しで遅刻するところでした。

 

 活発に活動しているこのガの卵や幼虫を見つけるのは難しいことではなく、飼育も可能です。

 

 小中学生の皆さん、いかがですか?

 ガですから越冬態の蛹は繭に内包されているでしょうか?

 そのまま越冬させ、羽化させましょう。羽化直後の姿はどうですか?

 

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