車窓の窓の2回目は初回の小田原城から少し名古屋に近付いて、掛川城です。小田原城と比べればはるかに見やすく、撮影も簡単です。
とは言うものの、小田原城や掛川城、福山城のように、駅の比較的近くにある城を確実に捉えようとすれば、その駅に停車する列車に乗るのがよいのでしょうが、掛川駅には「のぞみ」はもちろん、「ひかり」も停まりません。掛川に用事のない私が「こだま」に乗ることはほぼありません。ですから、今回の写真は全て掛川には停車しない「のぞみ」または「ひかり」の窓から通りすがりに撮ったものです。
【掛川城の位置】
そう難しいことはないのですが、掛川城は掛川市にあります。
新幹線上り列車に乗ると、在来線の愛野駅付近右手遠方にエコパスタジアムが見えてきます。そう、ラグビーワールドカップの会場にもなっているスタジアムです。
<2018年9月13日17時25分撮影>
そこから2分弱で掛川駅を抜けますが、その前後が掛川城に最接近(700~800m)する場所です。上のエコパスタジアムの反対側、東京に向かって左側の車窓です。
通過中の掛川駅の窓からも見えなくはありませんが、写真に残すのは易しくありません。
<2018年4月3日撮影撮影>
私は大抵愛野駅を通過する頃からカメラを構えます。
愛野駅を越え30秒ほどで左手にいくつかの工場が見えてきます。そしてさらに30秒前後で特徴的な議場(屋上の半円球のような形)のある掛川市役所本庁舎が姿を現します。ここからがシャッターチャンスです。列車はあっという間に掛川駅を通り過ぎます。
<愛野駅から掛川城まで(2019年6月12日07時27~29分撮影)>
【掛川城の四季】
このあたりは小田原城同様、年間を通して比較的温暖で、遠目には季節による差はあまりありません。
むしろ背景の山肌を見た方がよいのかもしれません。
[春]
<2018年4月3日16時22分撮影>
[夏]
<2017年8月24日08時21分撮影>
[秋]
<2015年11月30日11時38分撮影>
[冬]
<2019年1月25日08時01分撮影>
う~ん、あまり違わないなぁ。 ですね(^ ^)。
【こんなアングルも】
時にはなかなか見られない写真を撮る、否、撮ってしまうこともあります。
ビルの谷間の掛川城とか。
下り列車が掛川駅に差し掛かる直前に撮りました。
<2017年2月4日14時44分撮影>
夕闇に浮かぶ掛川城とか。
日の短い季節ですが、東京から比較的早く帰ることができたため、見えました。
<2018年2月28日17時01分撮影>
富士山との2ショットもあります。
この日、豊橋から富士山を望むことができたため、狙って撮りました。掛川市役所を過ぎ、掛川城が見え始めて6秒程進んだ場所です。
以前、「冬は富士山」の記事に載せた写真はここから2秒後に撮ったものです。
<2018年2月18日07時26分撮影>
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