初春の徳川園 | (新)なごやん

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名古屋からJリーグ アルビレックス新潟に熱い思いを送ります。旺盛な好奇心そのままに、アルビネタに留まらず、鉄道、芸術、SWL(短波・海外放送受信)、昆虫、等々、思いつくまま書いていきます。
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 この週末、私は名古屋市内の徳川園と名城公園をぶらついてきました。その時の記録です。

 一記事にまとめたかったのですが、合成しても写真が10枚を越すので、2回に分けました。

 

 まずは尾張徳川家の流れを引く「徳川園」です。

 

 この公園への入口は大曽根口と黒門口があるのですが、私は黒門口から入りました。

 入園料は大人300円ですが、エコきっぷ等を使うと240円で入ることができます。市内在住の高齢者はもっと安く入園できます。

<徳川園/徳川美術館/蓬左文庫 の入口、黒門口>

 

 徳川園では「花を誘う」と銘打って、梅、桃、桜の花を愛でる催しをやっています。

<「花を誘う」のリーフレットと入園券>

 

 入園して少し行ったところにある虎仙橋を渡り、公園に突入です。周辺にはいろいろな草花が点在しています。特に花壇が作られているわけでもなく、自然のままです。

       <虎仙橋と周辺の草花>

 

 虎仙橋からは眼下に龍仙湖を望むことができます。そしてその反対側へ回ると、湖面にはシダレヤナギ(英:weeping willow)が美しく映っていました。シダレヤナギの花言葉はmourning(喪)だそうです。いつもうつむいた姿勢から来ているのでしょう。ヨーロッパの詩や歌には失恋の象徴として使われることも少なくないようです。

<龍仙湖とシダレヤナギ( ♪ I'll love her forever・・・until the green willow looks up to the sky.)>

 

 ヤナギの下には ドジョウ コイ が群がっていたりもします。

 <ヤナギの下の鯉>

 

 あちこちつぶさに観察すると、シイの樹にセミの抜け殻がへばりついていたりします。

<セミの抜け殻>

 

 梅林では紅白のウメとアンズが咲き誇っていました。入園者がそこそこいましたので、無人の梅林を撮ることは困難を極めました(笑)。

             <紅梅、白梅、杏>

 

 空を見上げると小鳥が飛び交っていまし。その中には花に来て、何かをついばんでいるものもありました。ヒヨドリ?ムクドリ?よくわかりません。花の中へ嘴を突っ込み、蜜でも取って(盗って!)いるようです。

<飛翔する小鳥とアンズの花をついばむ小鳥>

 

 園にはいくつかの滝もあります。龍仙湖より10m以上高い場所から落ちる「大曽根の瀧」はその代表です。落差6m、三段の滝です。

<大曽根の瀧>

 

 黒門口のすぐ近くには「龍門の瀧」があります。江戸(東京)の徳川家にあった滝をこの地に再現し、さらに、20年前、早稲田大学の敷地内で発見された江戸城築城の余り石と推定される安山岩を譲り受け、この滝の布落ち等に使用しています。

<龍門の瀧>

 

 この園では間もなくモモやサクラが見ごろを迎えます。名古屋へお越ししの節は是非お立ち寄りのほどを。(ちなみに、私は名古屋市職員でも徳川園の関係者でもありません。)

 

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