前回の75からの関連です。通常回送の繁忙期は盆正月の長期の休みから始まり先日の年度変わり等、特殊な時期もありますが大まかには時期が決まっています。回送員もある程度必要なのでインバンド後はコロナの頃に比べて回送員の数が増えているのがわかります。

 

 しかし回送員が増えると共に依頼数もどんどん増え繁忙期には結局回送員が不足します。一番手っ取り早い対応は高速を使ってでも時間を短縮し普段より1件から2件上乗せされます。しかし私の場合地元から他県、他県から地元の都合のいい案件はほぼありませんから地元から公共交通で移動し他県Aから他県Bを往復後地元に公共交通機関で地元に帰宅することが多かった。

 

 一つ運営側に勘違いしないで頂きたいのは「高速を使っているから肉体的にはそれほど疲れないだろう」と思われる事。高速は連続運転になりますのでずっと緊張の糸が張ったままなので精神的にこたえます。それもほぼ初めての地域が殆どの為緊張はより高まります。

 

 有料道路の料金も予め支払われていますが時間帯や曜日(510日)などにより県外者が簡単にそのルートには辿り着きません。まして納期を考えるとルート間違いは致命的となりその時の30分のロスは納車時間の夕方には1時間にも2時間にも影響していきます。なので私は有料道路が多少赤字となっても時間優先として考えています。

 

続く