子供が小学生になると6年間の内には必ず1年間PTAとしてお世話をしなければいけないのが現代の常識になっています。確かに自分の子供もお世話になっているので持ち回りで少子化の現代では避けることが出来ません。

 

 そのお世話の一つに「交通安全」があり朝の通学時間に通学路の横断歩道で横断する小学生を渡したり見守るお世話です。交通安全週間などになると毎日は難しい人が出ます。人数が多ければ交代のローテーション変更など対応策がありますが田舎では人が不足していますので妻方のおじいちゃんおばあちゃんまで駆り出されます。私も妻から相談され(両実家が遠い為)上司に報告したうえで了解を得て時差出勤したところ翌月の皆勤手当10000円が付いていませんでした。

 

 経理をしていた社長夫人が外したそうです。そして社長夫人に説明を求めると社長から呼び出され「なんや、ギャーギャー言うとるらしいやないか!なんか文句があるなら俺に言うて来い!」と怒られました。別にギャーギャー言うていないけど前の日にきちんと報告し時差出勤した30分の遅れは退社時間分で調整したはずですが…それが通用する社員と通用しない社員が居ます。そうです、社長夫人はそれが通用します。

 

 何を言っても通用しないのは分かっていますから上司は申し訳なく思ったらしく次からは直行扱いにしてくれました。なお社長夫妻は複雑な大人の事情で社長は離婚した女性側の子供が小さかったのか子育てはしていません。上司から「社長夫人は子供が嫌いやから理解は無いと思っていい」と宥められましたがそれで納得できる事はなくこの会社を離れた原因の一つでもあります。