私の仕事がパソコン関係だと言う事は度々ここで申し上げてきました。通信工事と共に配線から設定まで出来る事を売りにしていました。そんなお客さんから「パソコンも準備してください」と言うリクエストもあり一時は自分で組み立てて要望に応えていました。

 

 そんなお客さんの中の工務店の社長さんから「うちの経理を頼んでいる税理士さんのノートパソコンを準備してくれんか」と相談され「経理ソフト弥生」が動けばいいとの事でデル製Core‐ⅰ5(当時はSSDが一般的ではなかったのでHDD+8GBメモリのWindows10)クラスで納品。当時中の上クラスの仕様で弥生のインストール(税理士曰く使える状態まで準備して欲しい)までを請け負いました。この方自宅で旦那さん共々Windowsを使用していまして相談はほぼ旦那さんにしていました。この時のアップデートも旦那さんに相談した上だったようです。

 

 この工務店さんから電話があり「アップデートしたら立ち上がらなくなった、最近調子が悪く時々フリーズしていたが何とか使えたのでそのままにしていました(←ダメじゃん)」との連絡があり上から目線の言葉「売った責任はどうなっているの?」に対し4年前の機種、それも私との保守契約はしていません(メーカーの延長保証は入っています)。そもそもアップデートはお客さんの責任です。当人以外操作しませんからその方が判断すべきことは皆さんへ導入の時に伝えています(市販品を定価で販売しているだけで初期導入費以外は頂きません、消費税程度のの手数料は頂いていますが…)。結局原因は不明、導入時点から遅かったなど不満ばかりでした。なので「申し訳ありませんが当方は以後購入のお世話は出来ませんのでご自分で機種選択をして下さい」と申し出たのですが結局文句は言わないので用意することになりました。

 

 例えば家電販売店やパソコンショップに「調子がわるくなり動かなくなった。販売した責任はどうなっている」と言われても困りそうです。しかし私もあまり販売はしなくなりました。販売した責任は無いにしろ聞きたくない言葉の為です。そのノートパソコンは現在SSDに変えWindows11となり元気に私の元で動いています。