10年に一度の大寒波の真っただ中、どう見ても西日本の方が大事(おおごと)ですが「各地のニュースや各地の天気」は「東京近辺を中心としたニュースや東京近辺を中心とした天気」になっています。関東も積雪を予想して都内各所にレポーターを配置しもっとデカデカと東京中心のニュースとして放送したかったのは見え見えでした。しかしパラパラ程度の雪ですぐ消えていく雪…。現場のレポーターの皆さんは必ず「先ほどまで降っていたんですが今は止んでいます」と言い雪が降っていない背景のレポートをやっています。

 

 この情報は私たちが欲しい情報ではありません。私たちが欲しい情報は車を回送する西日本近県の情報です。道路の情報はもちろんJRや高速バスなど他県ならではの公共交通機関の情報が欲しいのですが流れてくるのは東京のレポーターが「みなさん寒いのかフードをかぶったりマフラーを巻いて寒さ対策をしています」や「干してあったシャツはこの通りカッチンカッチン」って…ねえ。過去最強の寒波なんだからそんなことは当たり前でしょう。放送枠の半分の時間を使って東京の「寒いだけ」の放送です。

 

 これが最悪なのはN〇Kまで東京中心です。民放ならスポンサー向けだと理解も出来ますが「受信料」と言う全国一律の料金を支払って何故必要でもない情報を見ないかんのやろ?こう言うときには全国の列島リレー放送が当たり前だと思うが。無理だとしてもJR列車立ち往生のニュース

【大雪】JR京都線で立ち往生した新快速の乗客がSOS「満員で5時間。助けて」|社会|地域のニュース|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)

や新名神道路の立ち往生のニュース

新名神 多数の車が立往生 三重 菰野IC~滋賀 甲賀土山IC 下り | NHK | 気象

を優先的に放送するべきだと思いますがね。

 

 一部の人から「上のニュースは翌日の朝で情報が無かったのでは…」と言われます。確かにそうとも思いますが片田舎の事ではなく日本第二の都市、関西なんです。そんなところのニュースが遅いなら私たち片田舎の事件や事故はどれだけ注目されないか分かると思います。そんな絶望的な思いを今の若い人たちにして欲しくない思いでいっぱいです。

 

ただ同じような内容のニュースをどこからか見つけてくる(2匹目のどじょう)のは上手なんですが…。