私がこのライダースナックを買おうと近所のお店を回っても全く見当たりません。友達も同じ事を感じたようで何も言いませんでしたがいつのまにか友達数人と郊外の商店や小さいスーパーを自転車で探し回った事が懐かしい。今も古いプラモ等を探すとき郊外の古い駄菓子屋を探すレアもの探しと同じです。ただその地区には独特のルールが存在するんのも事実です。その一つに「あった!!」と喜んでお金を払ってもカードがありません。結局そのお店の孫などがカードだけ抜いてスナック菓子だけ定価で売っているわけです。確かにそんなカードを大切にしない子供が身近にもいました。

 

 今ならネットでメーカーに言いつける事も出来ますが「じゃ買わない」と返品したらそこのばーさまから「冷やかしなら二度と来るな」と追い出されました。又スニーカー狩りのようなトラブルもあったと聞きました。確かに私もスナック菓子よりカード優先となりろくに食べず川に流した記憶もありまして・・・(ごめんね)、色々あったことを思い出します。

 

 そんな事を繰り返し苦労して仮面ライダーカード(新品で)400番から最終の500何番かまで集まったのでカードは卒業しました。一応カードアルバムに保管し20代で帰省した時大事にしていたクッキーのお宝缶を開けると「カード」がありません。母に聞いたら「知らない(ちょっと怪しい)」し・・・で県外の姉に電話して聞いたら「母が私の甥っ子にあげた」と・・・。で再度母に聞いたら「いい年して何いってんの!」。甥っ子から見たら価値もわからない時代遅れのカード、最後は要らないからと無残な最後だったらしい(姉談)。今なら多少高価に取引してくれるらしいが、母にはその処分方法が一番いいと思ったんでしょうね。ただ今でもとても悔しい思いです。だって小遣いは全部それの為に使った時期だったので・・・。