こんなカセットテープを覚えていますか?40年位前ですがカセットテープの中では最高峰のメタルテープでまわりをアルミダイキャストで囲ったTDKさんのMA-Rシリーズです。

 

 

 通常のカセットテープより重くその重さで音のふらつきが軽減されると言うのですが値段もそれなりにしたので私も数本しか持っていません。中身は当時夢中だった大野雄二(ルパン三世のテーマ担当)さん、高中正義さんのフュージョン系と大瀧詠一さん・杉真理さん・佐野元春さんのナイアガラトライアングル、中でも杉さんの声に惚れて録音しています。

 先日オークションを見たら未開封ですがすごい値段で落札されていてびっくりしました。

 

 で当然今までの愛機(マイオーディオ2)AIWA AD-7500では対応していなかったので2台目のカセットデッキを購入しました。

SONY TC-FX5Cです。メタルテープ対応なのですがもう一つの特徴がありました。日本初のDOLBY-C搭載でした。当然音も機能もよかったのですが初号機は愛着があり修理を繰り返しながら15年ほど使いましたが時代の主流がMDとなり修理も出来なくなりました。

 実は買うときソニーの4(5?)年目の呪いを警戒しました。まっ当然この呪いを受けやっぱソニーだと実感します。

 

 

 今でもカセットテープはかなりの数を持っていましたがそろそろ全部処分します。(結構レアなものがありますのでまたの機会にアップする予定です)。妻にはなんでこんなにあるの?それもいいグレードばかり・・・と聞かれました。田舎生まれの私は一度テープが悪くなったりすると再録音(持っている人から借りたり機械がなかったり)が難しくその時の一番いい状態で残したかった事が大きく関わっていました。