夏を逃し紅葉も逃し、また来年かな、、と思っていたんですか、3代目ケーブルカーがラストラン、だったので。
日本でも有数の急勾配を5分で上ります!
息子が色んな駅の時刻表を集めるのが趣味でして、、それに手間取ってすんなりケーブルカーに乗れず、1番前や後ろには乗れませんでした。
進行方向右側の窓際にいたんですが、特筆すべき景色は何もありませんでした
まだ左側の方が、ここでスカイツリーの高さですよ、という看板が出てくるし、楽しいかも。
石には『はせを翁 父母の しきりに恋ひし 雉子(きじ)の声』と書かれてあるそうです。
はせを=芭蕉。
ちちははの〜からが俳句です。
芭蕉の弟子である其角(きかく)の句碑もあります。
高野山のマスコットキャラクター『こうやくん』
彼の立ってる場所が入口でした。
入って行く人が誰もいなくて非常に入りづらかったんですが、中には人がいっぱいいました
無料でお茶をいただけます。
説法も拝聴できるようです。
御朱印を押すために並んでるのかな?
水向地蔵みずむけじぞう
水掛け地蔵ではありません。
この書き方ではお地蔵様に水を掛けるイメージなんですが、経木に水を掛けるそうです。
ここから先は弘法大師がいらっしゃる聖域なので撮影禁止です。
本当は参道から既に聖域なんですけどね、、
大師が座する御廟へは一般の参拝客は行けないそうで、燈籠堂で拝することになります。
その燈籠堂の手前、左側に弥勒石(みろくいし)という石が祀られています。
よくある『重軽石(おもかるいし)』ですね。
重いと心が悪に染っていて、軽いと綺麗なんだそう。
少し並んで、子供たちと試してみました。
おっも!
いやいや、無理でしょ。
しかも片手しか入らんし、でかいし重いし。
私の心が悪なわけではなく、こりゃね、皆持ち上げられませんよ。
実際、持ち上げられた人は前後にはいませんでした。
燈籠堂はたくさんの燈籠が天井からぶら下がっていて、とっても幻想的でした。
お線香の香りが一層現実離れした空間を感じさせます。
がしかし。
そして現世の平和も願わずにはいられない。
心が洗われる空間でした。