今回は、姿勢と眼鏡の関係について書きます。

 

最近、新型コロナが猛威をふるっているわりには、入会する人は増えています。

ちなみに当教室は、少人数制で直接対面の指導のみです。

 

本日も、入会して1回目と2回目の受講生が訓練に来ました。

 

40代と50代の、バリバリのキャリアウーマンです。

休日ですから服装はラフですが、話し方に知性が表れています。

 

指導に対する反応もよく、1回で覚えてくれます。

 

入会して1回目とか2回目の受講生には説明することが多いので、通常は講師も大変なのですが、こういう受講生の場合は、教えていて気持ちがいいです。

 

ところが、姿勢に関しては、50代の女性は何回も直すことになりました。

 

読者さんは、姿勢なんか速読に関係ないでしょ、

と思うかもしれませんね。

でも大ありなんです。

 

速読に限らず、仕事でも何でも能力が高い人って、見ただけでなんとなく分かるじゃないですか。

 

背筋がピンと伸びて、リラックスしつつ眼光が炯々としていたら、その姿を見ただけで

「うわ! この人は出来る」

と思いますよね。

 

ここからも分かるように、能力が高い人が醸し出す姿勢があるわけですが、逆もまたしかりで、姿勢を正すことで、能力は発揮しやすくなるのです。

 

そういう姿勢を当教室では最初に指導し、崩れれば繰り返し直します。

 

私は、この受講生を見ていて老眼鏡が視力に合ってないのが原因ではないか、と思えました。

 

ところがカルテを見ると、当教室でもっとも信頼している眼鏡屋さんで眼鏡を作っていると書いてあります。

 

詳しく聞くと、眼鏡を2種類作っていました。

「普段用、つまり歩行しているとき」と

「パソコン用」

があり、今日は「普段用」で訓練していたと言うのです。

 

どおりで、と思いました。

 

速読は、パソコン用の眼鏡で訓練しなければ瞬時に焦点が合いません。

次回はパソコン用を持って来るように言ったので、姿勢が崩れずに訓練できると思います。

 

読者さんも、もし眼鏡を掛けていて、速読を習おうと思っていたら

40cmの距離で、瞬時に楽に焦点が合う眼鏡が必要だと覚えていてください。